• "岡本"(/)
ツイート シェア
  1. 鈴鹿市議会 2013-05-21
    平成25年文教環境委員会( 5月21日)


    取得元: 鈴鹿市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-09
    平成25年文教環境委員会( 5月21日)              文教環境委員会会議録   1 開催日   平成25年5月21日(火) 2 場 所   第2委員会室 3 出席者   委員長   板倉  操   副委員長  宮木  健         委  員  薮田 啓介   委  員  森 しず子         委  員  水谷  進   委  員  鈴木  純         委  員  大西 克美   委  員  森川ヤスエ 4 欠席者   なし 5 説明員   文化振興部長              古川  滋         参事兼文化課長             神  悦子         文化課副参事兼文化振興GL       川北 信夫         文化課副参事兼事業GL         青井 和徳         文化課副参事兼文化財GL        宮崎 哲郎         文化課副参事兼市民会館長        近藤 和文         文化課副参事兼文化会館長        尾﨑  孝         生涯学習課長              白塚山隆彦         生涯学習課副参事兼管理GL       實義 幹夫         生涯学習課副参事兼生涯学習GL     豊田 正人
            参事兼スポーツ課長           藤井 康彰         スポーツ課副参事            今村 隆之         スポーツ課主幹兼振興GL        鈴木  明         参事兼図書館長             大薮 宏紀         図書館副参事兼管理GL         小河 教子         図書館副参事兼推進GL         三村 純一         考古博物館長              兼丸まり子         考古博物館副参事兼管理企画GL     嶌田 茂喜         環境部長                永戸 栄治         環境部次長               山﨑 英司         参事兼環境政策課長           尾﨑 明美         環境政策課副参事兼総務GL       勝田 成仁         環境政策課副参事兼環境政策GL     山本 克也         環境政策課主幹兼環境保全GL      福中 正道         環境政策課副参事兼斎苑長        堀内 秀清         廃棄物対策課長             砂原 宗幸         廃棄物対策課副参事兼管理GL      伊藤  淳         廃棄物対策課主幹兼企画推進GL     田中 直人         廃棄物対策課副参事兼廃棄物対策GL   鈴木 佳明         開発整備課長              匹田 大樹         開発整備課主幹兼管理計画GL      坂本 悦子         開発整備課副参事兼建設GL       佐竹 嘉保         開発整備課副参事兼業務指導GL     魚見 良之         清掃センター所長            匹田 茂樹         清掃センター副参事兼管理GL      坂  秀樹         クリーンセンター所長          廣田 雅美         教育長                 長谷川正人         教育次長                藏城 郁夫         教育委員会参事             小河 謙一         参事兼教育総務課長           冨田 佳宏         教育総務課副参事兼総務GL       片岡 健二         教育総務課副参事兼学校施設GL     棚瀨 研一         学校教育課長              森本 雅夫         学校教育課副参事            伊藤  聡         学校教育課副参事兼学事GL       山田 一郎         学校教育課主幹兼保健給食GL      善福 一博         指導課長                鈴木 英文         指導課副参事兼指導GL         清水 英輝         青少年課長               木村 元彦         青少年課副参事             神原 由明         人権教育課長              篠原 政也         人権教育課副参事            井土 光典         教育研究所長              髙藤 富子         教育研究所主幹             田中 聖子 6 事務局   書記                  岡本  晃 7 会議に付した事件  1 文化振興・環境・教育の事務事業について   ①文化振興部   ②環境部   ③教育委員会事務局  2 その他           ――――――――――――――――              午後 1時00分開会 ○板倉委員長  皆さんこんにちは。  出席委員が定足数に達しておりますので,ただいまから文教環境委員会を開会いたします。  本日の委員会は,5月臨時会において閉会中の継続調査となりました文化振興,環境,教育の事務事業についてでございますので,よろしくお願いをいたしたいと思います。第1回の委員会ということで,皆さんからたくさん学ばせていただきますので,よろしくお願いいたします。  委員会の時間配分については,目安としてお手元の事項書に従って進めたいと思いますので,御協力をお願いいたします。執行部から説明いただく内容は本年度の主要事業についての説明としたいと思いますが,御異議ございませんでしょうか,委員の方々。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○板倉委員長  はい,ありがとうございます。  御異議ございませんので,そのように決定をいたしました。  なお,発言の際は委員長の許可を得てからマイクのスイッチを入れ,役職,氏名を言ってから御発言いただきますようお願いいたします。余りにもたくさんの方々の御出席なので,ちょっとまごまごすることがあると思いますが,よろしくお願いいたします。  それでは,まず文化振興部よりお願いをいたします。よろしくお願いします。  古川部長,よろしくお願いします。 ○古川文化振興部長  本日はお忙しい中,文教環境委員会を開催いただきましてありがとうございます。この1年間は,板倉委員長,宮木副委員長を初め委員の皆様方には,よろしく御指導賜りますようお願い申し上げます。  それでは,まず出席職員の自己紹介をさせていただき,引き続き文化振興部が所管します主な事業の概要を各担当課長等から説明をさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。  では改めまして,私,文化振興部長の古川でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○神参事兼文化課長  文化振興部参事兼文化課長の神です。よろしくお願いいたします。 ○川北文化課副参事  文化課副参事兼文化振興グループリーダー,川北でございます。よろしくお願いいたします。 ○青井文化課副参事  文化課副参事兼事業グループリーダーの青井でございます。よろしくお願いいたします。 ○宮崎文化課副参事  文化課副参事兼文化財グループリーダーの宮崎でございます。よろしくお願いします。 ○近藤文化課副参事兼市民会館長  文化課副参事兼市民会館長,近藤和文でございます。よろしくお願いします。 ○尾﨑文化課副参事兼文化会館長  文化課副参事,鈴鹿市文化会館館長の尾﨑です。よろしくお願いします。 ○白塚山生涯学習課長  失礼します。生涯学習課長の白塚山です。よろしくお願いします。 ○實義生涯学習課副参事  生涯学習課副参事兼管理グループリーダーの實義と申します。よろしくお願いします。 ○豊田生涯学習課副参事  生涯学習課副参事兼生涯学習グループリーダーの豊田と申します。よろしくお願いいたします。 ○藤井参事兼スポーツ課長  文化振興部参事スポーツ課長の藤井でございます。よろしくお願いします。 ○今村スポーツ課副参事  スポーツ課副参事,今村でございます。よろしくお願いします。 ○鈴木スポーツ課主幹  スポーツ課主幹振興グループリーダーの鈴木でございます。よろしくお願いいたします。 ○大薮参事兼図書館長  文化振興部参事兼図書館長の大薮です。よろしくお願いします。 ○小河図書館副参事  図書館副参事兼管理グループリーダーの小河です。よろしくお願いいたします。 ○三村図書館副参事  図書館副参事兼推進グループリーダーの三村でございます。よろしくお願いします。 ○兼丸考古博物館長  考古博物館館長の兼丸でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○嶌田考古博物館副参事  考古博物館副参事兼管理企画グループリーダー,嶌田でございます。よろしくお願いいたします。 ○板倉委員長  文化課長。 ○神参事兼文化課長  それでは引き続きまして,私からは文化課が所管いたします平成25年度の主要事業につきまして説明申し上げます。  まず,文化振興部各課の職員数と事務分掌につきまして,資料3ページから5ページに掲載してございます。まとめてございます。こちらをまた御高覧いただければと思います。  それでは,資料の6ページをごらんいただきたいと存じます。  まず,文化団体補助事業でございます。  一つ目は,本市におきます文化振興の核でございます公益財団法人鈴鹿文化振興事業団と鈴鹿市芸術文化協会に対し支援を行うものでございます。市民参加型文化事業の推進を図ることを目標に掲げ,文化振興事業団につきましては,文学や美術セミナーなどの学習事業,プロのアーティストによるコンサートなどすぐれた芸術文化に接するための鑑賞事業,それに江島カルチャーセンターの事業費など鈴鹿市の文化振興を図るための補助でございます。また,事業団が事業を行うための管理運営に係ります経費に対する補助でございます。事業費は事業補助金といたしまして4,070万7,000円でございます。  二つ目としまして,芸術文化協会につきましては,市主催事業とかかわりが深く,現在市民文化団体の中心的役割を担っておりまして,会員数は現在約4,000人となっております。文化活動を多く行う市民会員を有する同協会を積極的に支援いたしまして,鈴鹿市の文化振興を図るため,協会が実施する芸文協祭などの事業に対し補助を行うものでございまして,事業費は330万円でございます。  次に,文化発信事業でございます。  あなたが見せる「スズカの文化」事業といたしまして,鈴鹿市主催の文化事業であります美術展,文芸賞の開催を公益財団法人鈴鹿文化振興事業団に委託しまして,市民アーティストの発表の場として鈴鹿文化を市内外に発信いたします。また,文化講演会につきましては,本市主催によりまして,鈴鹿市にゆかりのある彫刻家,中村晋也先生と神戸高校の協力によりまして文化講演会「心の文化を鈴鹿から!」を開催するものでございます。なお,この講演会は本年で5回目となります。開催日は来年の1月11日を予定しておりまして,事業費は全体で340万円でございます。  次に,音楽の街事業でございます。  本事業は今年度の新規事業でございまして,昨年度に策定をされました第2次鈴鹿市文化振興ビジョンの基本目標として,魅力ある「すずか文化」の創造を目指すため重要施策に位置づけておりまして,音楽の街に沿った事業を二つ予定をしております。  一つ目は,鈴鹿の街音楽祭でございます。昨年,市制70周年記念事業といたしまして,市内で活躍するさまざまなジャンルのアマチュア演奏家が一堂に会した音楽祭を開催しましたところ,大変ユニークな企画として好評をいただきました。この音楽祭にちなみ,音楽レベルの高さや層の厚みのある音楽のまちとして,また鈴鹿の内外に発信できるイベントとして継続的に開催をし,定着を図りたいと考えております。本年度は11月17日に文化会館にて開催予定でございます。事業費は100万5,000円でございます。  二つ目の事業としまして,吹奏楽フェスティバルin鈴鹿でございます。鈴鹿市では小学生から社会人までの吹奏楽が非常に盛んでございまして,コンクールで高い評価をいただいておりまして,市内の小学校,中学校,高等学校の吹奏楽団を中心にした吹奏楽フェスティバルを開催する予定でございます。フェスティバルを地域や学校を盛り込んだ音楽の楽しさ,すばらしさを伝えるイベントとして育成を図りたいと考えております。開催は12月14日に市民会館で開催を予定しております。事業費は142万6,000円でございます。以上の事業につきましては,公益財団法人鈴鹿文化振興事業団に開催の委託をして実行委員会により開催をいたします。  次に,文化財保護事業でございます。  一つ目,金生水沼沢植物群落保護増殖事業でございますが,国の天然記念物であります沼沢植物群落が危機的な状況にあったため,平成17年度から実施してまいりました井戸の掘削,承水路整備と水系の設置,防護フェンスの設置等,観察道の設置などの事業が22年度で終了しましたので,保護増殖事業を積極的に市民の方に公開いたします。昨年度は年4回の観察会を開催いたしまして活用を図ってまいりました。事業費は139万6,000円でございます。  二つ目は,施設管理運営事業でございます。文化課におきまして管理運営しております佐佐木信綱記念館大黒屋光太夫記念館等,指定管理者によります管理運営の稲生民俗資料館伊勢型紙資料館,庄野宿資料館の計五つの記念館,資料館への入場者の増加に向けて,記念館における展示企画の一層の充実を図るものでございます。予算は佐佐木信綱記念館が557万5,000円,大黒屋光太夫記念館が422万4,000円,稲生民俗資料館が171万1,000円,伊勢型紙資料館が171万6,000円,庄野宿資料館が158万7,000円でございます。  最後に,施設耐震整備事業でございます。市民会館のホールつり天井につきまして,大地震によるつり天井の脱落防止対策として,国土交通省が現在技術基準につきまして策定中でございまして,その技術基準に沿った改修工事に向けた実施設計業務委託費として910万円を計上いたしております。なお,現在のところ天井脱落対策に係ります技術基準の案は,昨年の7月末にパブリックコメントが実施されておりまして,補助の要綱や改修費の補助金の限度額などについて今国会の予算審議に諮られていると伺っております。技術基準や補助制度が施行され次第,実施計画に取り組みたいと考えております。
     また,資料には書いてございませんが,市民会館の施設管理運営事業費といたしまして5,054万3,000円,文化会館の施設管理運営事業費といたしまして6,553万5,000円がございます。  以上で,文化課所管の主要事業の説明を終わらせていただきます。 ○板倉委員長  生涯学習課長。 ○白塚山生涯学習課長  失礼します。私からは生涯学習課が所管いたします平成25年度の主要事業について御説明申し上げます。  資料の7ページをごらんくださいませ。  まず,青少年育成団体活動支援事業でございます。  青少年の健全育成には,地域の子供は地域で守るという意識のもと,鈴鹿市青少年育成市民会議や各地区で結成されております町民会議など,地域を基盤とした各種団体の積極的な活動が最も効果的であると考えております。こうした団体の活動に伴う財政的支援として,掲載の七つの団体が実施する青少年健全育成事業に対し事業費の一部を補助するものでありまして,合計487万円を計上いたしております。  その内訳といたしましては,鈴鹿市青少年育成市民会議に144万円,現在28の地域にて組織されている青少年育成町民会議にそれぞれ6万6,000円で,合計184万8,000円,鈴鹿市PTA連合会に53万5,900円,鈴鹿市子ども会連合会に82万1,000円,日本ボーイスカウト鈴鹿地域協議会に9万2,000円,ガールスカウト鈴鹿地区連絡会に3万3,000円,そして鈴鹿ジュニアリーダー会に10万円の補助でございます。  次に,成人式開催事業でございます。  新成人の輝かしい門出を市を挙げて祝い,励まし,青少年の健全育成という観点から,自立した社会人として責任と義務を自覚する機会とするために成人式を開催いたしております。開催予定日は平成26年1月12日の日曜日,場所は鈴鹿市民会館を予定しておりますが,式典内容などの詳細は新成人から成る実行委員会にて正式決定していくこととなっております。なお,現在成人式の企画運営を行っていただく新成人の実行委員を公募いたしておりまして,今月中に第1回目の実行委員会を開催する予定となっております。参考までに,今回の平成26年成人式の該当する新成人の数は,この4月現在で2,059人でございます。予算といたしましては,成人式開催費用として82万6,000円を計上いたしております。  次に,市民学習活性化事業でございます。  まず,本年度新規事業として,市内の高等教育機関,鈴鹿医療科学大学,鈴鹿国際大学,鈴鹿工業高等専門学校,鈴鹿短期大学,以上の4校と連携し市民大学講座を実施することで,市民の皆さんに学習機会の提供を行い,学びの楽しさを実感いただくといった事業に70万円,また,これは継続事業となりますが,家庭教育支援のために研修会に関する予算8万円,合わせて78万円を計上いたしております。  次に,放課後子ども教室推進事業でございます。  この放課後子ども教室は,地域住民の協力を得ながら,各小学校区における放課後の子供たちが安全・安心に過ごせる場所づくりと,さまざまな遊びや学びのメニュー,そして地域住民との交流活動の機会を提供することによりまして,子供たちが地域社会の中で心豊かで健やかに育まれる環境づくりの一助として推進するものでございます。本年度は清和,白子,郡山,明生の四つの小学校区で公民館などの施設を利用しながら週1回程度の割合で開催する計画となっております。教室の企画運営と保護者,関係機関との調整役を担っていただくコーディネーター,そして学校までのお迎えや子供たちが安全に遊べるように見守っていただく教育活動サポーターの謝礼やボランティア保険料として計255万円を計上しており,これは全体事業費の3分の2を国及び県からの補助金で賄うものでございます。  次に,公民館運営委託事業でございます。  生涯学習活動の拠点として,住民参加の視点に立った公民館運営を推進し活性化させるために,事業の主体をふれあいセンターを含む31の地区の公民館運営委員会に委託いたしております。このような生涯学習事業を実施することによりまして,住民の学習活動の向上や健康増進などを図り,人づくりと地域づくりを推進してまいります。具体的には,高齢者や子育て支援教室,定年後の生きがいづくりや地域産業や歴史などの学習講座などを開設するもので,これに係る講師の謝礼や消耗品などとして1,167万円を計上いたしております。  その内訳でございますが,まず前年度までの実績報告とヒアリングを行った結果をもとに,各公民館ごとに基本委託料を算出しております。その上で,さらなる新たな事業計画等を挙げてきた公民館に対しまして,先ほどの基本額に新規相当分を上乗せした額を合計委託料としております。なお,委託料の平均は1館当たりおよそ37万6,000円となっております。  最後に,施設整備事業でございます。  まず,栄公民館の建てかえに伴う基本設計・実施設計業務でございます。栄公民館につきましては,地元の建設委員会も結成され,平成28年度の完成に向け事前準備を関係機関と連携し進めているところです。このような中,25年度,26年度の2カ年にわたり基本及び実施設計業務を一括して契約することといたしておりまして,その本年度分の予算として,まず600万円を計上いたしております。また,当該建設用地の測量委託として50万円を計上いたしております。  次に,公民館のトイレ改修工事でございます。平成3年以前に建設された公民館の中には,まだ男女共用のトイレの公民館が残っている現状でありますことから,それを解消すべく,年次計画的に改修をしていく計画でございます。今年度は国府公民館と住吉公民館のトイレ改修工事及び加佐登・石薬師・鼓ヶ浦公民館のトイレ改修に伴う事前設計委託として合計1,800万円を計上いたしております。  生涯学習課からは以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○板倉委員長  スポーツ課長,お願いします。 ○藤井参事兼スポーツ課長  それでは,私からはスポーツ課が所管いたします平成25年度の主要事業について御説明を申し上げます。  まず,資料の8ページをごらんください。  まず,スポーツ推進委員事業でございます。  スポーツ推進委員につきましては,平成23年6月にスポーツ振興法が全面改正をされ,スポーツ基本法が施行されました。そのことにより,古くは体育指導員と申しておりましたが,その名称が変更になったものでございます。スポーツ推進委員は,本市におけるスポーツ振興のため,住民に対してスポーツの実技指導や助言を行い,さらには地域のスポーツ推進のためにコーディネーターとしての役割を担っていただいております。また,特別職の非常勤公務員として教育委員会から委嘱をされておりまして,任期は2年でございます。現在,地区選出の委員が52名,学識経験が7名,合わせて59名の方が委嘱をされております。  事業内容といたしましては,スポーツ推進委員で組織いたします鈴鹿市スポーツ推進委員協議会が実施をいたします研修会や講習会あるいはニュースポーツの普及事業あるいは広報紙の発行など,各種事業に対する財政的な支援,それからスポーツ推進委員の報酬など実費弁償に要する経費がこの予算の主なものでございます。事業予算費としましては339万1,000円でございます。  次に,地域住民スポーツ活動事業でございます。  ニュースポーツの普及につきましては,スポーツ推進委員協議会との共同事業としてファミリーバドミントン大会ティーボール大会などの開催を予定しております。また,地区体育振興費補助につきましては,地区体育振興会の運営と地区の運動会などの行事に対します支援でございます。  総合型地域スポーツクラブの推進につきましては,河曲っ子チャレンジクラブと若松ジュニアふれあいクラブの2団体に対しますニュースポーツ普及事業の財政的な支援でございます。  次の鈴鹿いきいきスポーツデー・大会につきましては,地区対抗の種目別大会,卓球,ソフトボール,ソフトバレーを予定しておりますが,これを11月に開催をする予定でございます。そして各地域におきましては,既に春に始まっているところもあるんですが,基本的には秋ごろを中心に順次イベントを開催いただく予定でございます。そのほかに,レディースバレーボール大会など各種のスポーツ大会を予定しております。事業費としまして,予算額は464万3,000円でございます。  次に,高齢者スポーツ推進事業でございます。  60歳以上の方を対象として市立体育館を拠点に開催いたしております,いきいき健康スポーツクラブグラウンドゴルフ大会など例年開催しております事業に加えて,本年度は新たに鈴鹿市民歩こう会の協力を得て,かんべの寝釈迦祭りの時期に合わせてツーデーウオークを開催する予定でございます。事業全体の予算額は188万9,000円でございます。  次に,明日をひらく少年スポーツ育成事業でございますが,スポーツ少年団の活動に対します財政支援や少年サッカー大会,少年野球大会などの各種のジュニアスポーツ大会あるいは鈴鹿市体育協会の協力を得まして,中学生を対象としたスポーツ医科学の講習会などを予定しております。また,全国大会等に出場する選手に対しましては激励金を支援をいたしておりまして,事業全体の予算額は350万8,000円でございます。  次に,シティマラソン開催事業でございます。  昨年は市制施行70周年記念大会という位置づけでございまして,特別枠の予算を活用しましてハーフマラソンあるいはレーシングカーの同乗体験など盛りだくさんのイベントを計画し,実施をいたしました。過去最高となります9,678人の参加申し込みをいただいております。本年につきましては,予算額が通常ベースの490万円となりますことから,鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを走るという特色を生かしたマラソンとして,一昨年の第14回大会の規模を想定しまして12月15日に開催をする予定でございます。今後,鈴鹿市体育協会や鈴鹿市陸上競技協会あるいは鈴鹿市スポーツ推進委員協議会などにより組織されました実行委員会を中心に,大会の開催に向けて準備を進めてまいる予定でございます。  以上が,振興グループが担当いたします事務事業でございます。  次に9ページをごらんください。  まず,スポーツ施設管理運営事業でございますが,スポーツ施設につきましては,資料に記載されておりますとおり,江島総合スポーツ公園の市立体育館,市立テニスコート,市武道館を初めとして,石垣池公園野球場,陸上競技場,市民プール,そして西部体育館,西部野球場・テニスコート,そして鼓ヶ浦サン・スポーツランド,テニスコート,フットサルコート,最後に鈴鹿市河川緑地運動施設の6カ所の施設がございますが,全ての施設におきまして指定管理者制度を導入しておりまして,右に書いてございます予算額は全て指定管理料になっております。  これらの施設につきましては,平成18年度より順次指定管理者制度を導入してまいりましたが,今年度で全ての施設が2巡目の最終年度となりますことから,現在次期指定期間の指定管理者を選定するために作業準備を進めているところでございます。  次に,スポーツ施設の維持修繕事業でございます。  まず,石垣池公園の野球場でございますが,放送設備が老朽化しておりますため,スピーカーの取りかえ等を行うものでございます。予算額は350万円でございます。  次に,石垣池公園の同じく市民プールでございますが,老朽化に伴いますろ過装置の修繕やプールサイドの改修,放送設備の更新を予定をしております。予算額は500万円でございます。  以上が管理グループが担当いたします事務事業でございます。  最後に,資料には掲載をいたしておりませんが,私どもから平成33年に開催を予定しております国民体育大会の準備状況につきまして少し触れさせていただきたいと思います。  御承知のとおり,国民体育大会につきましては,昨年の8月に三重県の準備委員会が設置をされ,三重県そして県の各競技団体,そして県全体の市町において,正式種目37競技の会場地の選定に向けて作業が進められているところでございます。現在本市が会場地の候補地として挙げられております競技としましては,三重県営鈴鹿スポーツガーデンにおきまして水泳競技,そしてソフトテニス競技,そしてサッカー競技の成年男子,ラグビー競技の少年男子,この四つの競技でございます。そして市立体育館のほうにつきましては,ハンドボールの成年男子,成年女子でございます。そしてもう一つ,石垣池公園の野球場では軟式野球,そして市の施設ではございませんが,石薬師町にございます県営の馬術競技場で馬術,こういった種目が検討を進められておりまして,またその正式種目の決定によりまして,市の市民プールでありますとか,あるいは市立体育館のテニスコートあるいはサン・スポーツランドのテニスコート,そういったところが今後大会時の練習会場として指定をされてくる,そういったことも予定しております。そういった意味で,順次条件の整った競技から候補地として内定をしていく予定でございます。  そういった意味で,これからの準備作業を推進するために本年度からスポーツ課のほうに国体担当の副参事を配置をいたしております。そして事務的には,管理グループの事務事業とあわせまして国体の関係の業務を現在進めておりますが,ことしから来年にかけまして,今申し上げましたかなりたくさんの競技が内定をいたしてまいりますと,そういった競技が全て出そろった段階で今度は市の準備委員会を立ち上げて設置をする,そういったことが必要となってまいります。したがいまして,今後は来年度以降になりますが,国体開催に向けての組織,機構の見直しなど準備を進めていきたいなというふうに考えております。  雑駁でございますが,以上でスポーツ課の主要事業の説明を終わらせていただきます。 ○板倉委員長  ありがとうございました。  図書館長。 ○大薮参事兼図書館長  私からは図書館の主要事業につきまして御説明申し上げます。  資料10ページをお開きください。  まず,管理グループが担当いたします施設管理事業でございます。事業内容としまして,図書館の空調や消防設備等の保守点検及び施設設備の維持管理と修繕を行うことにより,市民の皆さんに安全で快適な図書環境の提供に努めております。  しかし,施設全体がかなり老朽化し,経年劣化による傷みが進んでいることから,年次的な修繕が必要な状況にあります。今年度は電話設備の更新工事,それと職員用入り口の鋼製ドアの取りかえ工事等を予定しております。これらの施設管理の予算としまして1,151万9,000円を計上しております。  続きまして,推進グループが担当します図書購入事業でございますが,必要な図書及び資料,情報等を収集し市民の方々の利用に供するという生涯学習を支援する最も重要な施設が図書館でございます。市民の皆さんが知識習得のために必要とする一般図書,参考図書,子供たちの創造性を育む児童図書や高齢者や視聴覚障害者の方を対象といたしました大活字本など資料約1万冊を購入し,図書の充実を図ります。予算額としまして2,000万でございます。  続きまして,同じく推進グループが担当いたします運営・サービス事業でございます。この事業は,多くの市民の方に図書館資料を利用していただくとともに,市民の方が求める情報を提供できるように努め,市民の自己実現活動や地域活動,社会・経済活動を支援する知識と情報の拠点となる図書館を目指すものでございます。また,図書館活動への市民参加への推進と市民の方が図書館への興味を深め本と触れ合う機会を提供する事業でもございます。  事業内容としまして,図書館サービス方針の策定でございますが,図書館では,これまでさまざまな図書館サービスの充実を図ってきたところですが,市民の図書館サービスに対する要望は年々多様化している状況にあります。今後は効率的な図書館運営により,図書館が抱える課題解決を図る必要があることから,今年度図書館サービス方針の策定を予定しております。方針の策定に当たっては,市民の学びの場としての図書館に対する要望に応えるべく,図書館利用に関するアンケート調査を昨年度に実施しております。このアンケート結果をもとに図書館運営委員会に諮り,市民から望まれる図書館サービス方針として取りまとめていきたいと考えております。  二つ目に,図書館の情報提供サービスの充実でございますが,図書館のホームページを活用し,資料の検索やインターネット予約,貸し出し状況の確認などの情報提供サービスに努めます。また,図書館コンピューターシステムの円滑な運用にも努めます。  次に,他館との相互貸借の充実につきましては,当館の蔵書にない資料は県内及び県外の図書館との相互貸借という制度を利用し,貸し出しサービスの充実を図っております。  次に,図書館ボランティアの受け入れでございますが,市民の方やNPOとの協働を進めるために,毎年広報紙やホームページへ新たなボランティアの募集と登録者の更新を行っております。ボランティアの種類といたしましては,幼児・児童向けのおはなし会の運営や点字・録音図書の作成,図書の整理や修理,図書館周辺の環境美化活動を行ってもらっております。  次に,各種事業の実施でございますが,図書への興味を深めていただくために本と触れ合う機会を提供するために,ボランティア団体による月4回のおはなし会,夏休みの時期を利用した手作り絵本教室,子ども映画会など,主に児童を対象とした事業を実施するものでございます。予算額は1,048万1,000円でございます。  続きまして,地域サービス事業でございますが,市内の全公民館31館及び江島カルチャーセンター,農村環境改善センター,石薬師文庫にございます図書室や図書コーナーへの配本事業とふれあいライブラリーの巡回サービスを実施しています。これは,図書館の本を各施設に配本いたしまして,閲覧や貸し出しとあわせて利用者からのリクエストや相談を受け付けるものでございます。また,江島カルチャーセンターにつきましては,本館と図書館システムがLANにより接続されていますことから,円滑な運用と貸し出しサービスの充実に努めております。なお,地域サービスの利用者拡大に向けたPRや啓発を今後も継続してまいりたいと考えております。予算額は59万5,000円となっております。  以上が図書館の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。 ○板倉委員長  ありがとうございました。  考古博物館館長,お願いします。 ○兼丸考古博物館長  続きまして,考古博物館所管の平成25年度の主要事業につきまして御説明申し上げます。  資料の11ページと12ページのほうをごらんください。  まず,企画管理グループの施設管理事業でございますが,考古博物館内での受付,清掃にかかわる臨時職員の賃金のほか,光熱水費等施設維持管理に係る経費といたしまして1,472万4,000円計上しております。  次に,博物館事業でございますが,歴史遺産の活用を図り,生涯学習としての場を提供するため,下に書いてございますような展示のほか講座の開催,それから体験学習の実施を計画しております。企画展を初めといたしまして,特別展,速報展など年間四つの企画展示を開催いたします。また,展示に関連したスライド説明会や関連講演会も開催を計画しております。  年間を通しましては,体験講座としまして勾玉づくりを行っております。また,4月から10月までの期間は土笛づくり,夏休みの期間中は夏休み子ども体験博物館と題しまして,さまざまな体験講座を今年度も開催する予定でございます。そのほか,考古博物館の北側に隣接しております国の史跡伊勢国分寺跡歴史公園整備に先駆けまして平成21年度から行っておりますプレイベントといたしまして,今年度は9月21日にお月見ミュージアムの開催を計画しております。市民の方に考古博物館を知っていただきますことと同時に,史跡伊勢国分寺跡にも思いをはせていただけたらと思っております。これらの事業を通しまして,たくさんの方に博物館へお越しいただきたく,いろんな方法でPRをしていきたいと考えております。これら事業の予算額といたしまして510万円でございます。  次に12ページのほうでございますが,埋蔵文化財グループの事業でございます。  まず一つ目が史跡伊勢国分寺跡保存整備事業がございます。これは大正11年に国の史跡指定を受けておりまして,面積は4万8,200平米ありまして,大変広大な敷地に順次整備を進めているところでございます。予算額といたしまして3,000万円,そのうち国県補助金が1,710万円,内訳といたしましては,国からの補助金が1,500万円,県からの補助金が210万円,合わせて1,710万円の補助をいただいております。  次に遺跡調査,これは市内の遺跡の調査でございます。広瀬町にあります国史跡伊勢国府跡や,そのほか市内遺跡の保存と活用を図るために発掘調査を実施するものでございまして,予算額600万円で,そのうち国県補助金が366万円でございます。内訳は国が300万円,県が66万円でございます。  最後に,緊急発掘調査事業でございますが,これは民間の開発事業に伴いまして破壊されるおそれがある埋蔵文化財について発掘調査を実施し,記録として保存するものでございます。この事業につきましては300万円計上してございますが,財源内訳は事業者負担となっておりますことから,全額,発掘の原因者となる事業者からの財源で事業を行うものでございます。  以上が考古博物館の所管分でございます。 ○板倉委員長  各課の皆さんありがとうございました。  説明は終わりました。質疑に入ります。どなたか御質疑があれば御発言をお願いいたします。  森委員。 ○森(し)委員  済みません,森です。  生涯学習課の説明の中で,施設整備事業の中で加佐登,石薬師,鼓ヶ浦の公民館の改修事業の説明がありましたけれども,この改修していく中で国府と住吉ですか,トイレ改修ということで公民館二つ出ておりますけれども,洋式に改修されるのか,どのように今後改修されていくのか,ちょっと内容を教えていただけますでしょうか。 ○板倉委員長  生涯学習課長,お願いいたします。 ○白塚山生涯学習課長  森委員さんの御質問でございます。  市内の公民館には,先ほど説明させてもらったとおり,まだ洋式,和式,まずは男女別が整っていないというところでございます。そこで,今現状を申し上げますと,本年度,国府公民館と住吉公民館を改修するわけですが,それで31公民館中,本年度完成すると,まだ男女の別々が解消されてないところがあと12館ございます。このあたりにまず着目させていただきまして,年次計画的に予算確保させていただきまして解消に努めてまいりたいと,このように考えておりますし,方向性としましては洋式という形で考えておるところでございます。以上です。 ○板倉委員長  森委員。 ○森(し)委員  今の発言の中で洋式をというお答えいただきましたので,やはり今の各家庭でも一般的に洋式トイレがほとんどですし,そうした中,高齢者の方でもね,私もそんな足痛いときに和式に行くと本当に座れないという本当に大変なことも自分も経験しておりまして,やはり高齢者の方になりますと,やはり洋式しかできない方も中にはお見えになると思いますので,方向性聞かせていただきましたので,やはり一つは確保していただける方向性で,またぜひお願いしたいと思います。ありがとうございました。 ○板倉委員長  ほかにございませんか。  水谷委員。 ○水谷委員  水谷です。  まず,6ページの文化課の音楽の街事業ということで,この文化振興ビジョンの計画ですね,これを読めばわかることかもわからないですけれども,イメージとしてね,音楽のまち鈴鹿ということをこれから重点的にしていこうという中で,音楽のまち鈴鹿というのはどういうイメージで捉えたらいいのかですね,その辺を。例えば,よくジャズの有名なまちはジャズでまちおこしをするとかいろいろあるんですが,鈴鹿のこの音楽のまちというのは何を進めていくつもりか。 ○板倉委員長  文化課長。 ○神参事兼文化課長  水谷委員さんからの御質問についてお答えいたします。  今年度,音楽のまちということで鈴鹿の街音楽祭の開催,あと吹奏楽フェスティバルで計243万1,000円ということで予算を計上しておりますが,この財源のほうは基金を使っておるんですけれども,やはり先ほどジャンルを超えたということで言っておりますけれども,昨年70周年の際にかなり好評を得たということでございますので,今後こういう財源をもとにさらにいろんなアマチュアの方も含めて,非常に鈴鹿の場合は先ほども申しましたけれども,吹奏楽の方の活発な市ということもございますので,多角的な音楽ということで,どんどんと市内外へ発信していくためのもとになればいいなということを考えております。以上です。 ○板倉委員長  水谷委員。 ○水谷委員  ちょっとわかりにくいところがあって,ということは吹奏楽のまち鈴鹿というものを重点的にやっていきたいというようなことでよろしいわけですか。 ○板倉委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  音楽のまちづくりにつきましては,当然先ほど言いましたように吹奏楽というのは,すごい全国レベルに達しております。それを初めとしまして,市民の音楽活動の発表できる場づくりとか,あるいは鈴鹿市出身の音楽家の演奏に触れる機会づくり,そういったいろんな取り組みを総合しながら音楽のまち鈴鹿をアピールしていこうということで,吹奏楽に特化したという意味ではなくて,もう少し幅広い場の提供なり,あるいは鈴鹿市出身の音楽家の演奏の機会に市民等に触れていただく,そのようなことを想定して音楽のまちづくりという取り組みをやっていく予定でございます。 ○板倉委員長  水谷委員。 ○水谷委員  わかりました。そうすると,一つのものに特化していくんじゃなくして,市民がたくさん音楽に触れておる方々を表の舞台に出てきてみんなで楽しもうというような形というか,そういうようなイメージでよろしいわけですか。 ○板倉委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  そういったさまざまな音楽に触れていただく場,そしてなおかつそういった人が発表できる場,そういったものを総合的にやっていこうと,そして鈴鹿市の音楽のまちというふうなものをつくり上げたいなというふうに考えております。
    ○板倉委員長  よろしいですか。ほかにいかがですか。  森川委員。 ○森川委員  まず,先ほどの公民館のトイレ改修なんですが,男女別はもちろんで,年次的に計画的に今やっていらっしゃるところなんですが,洋式になっていないところがまだあるのかどうかというのをちょっと聞かせてください。 ○板倉委員長  生涯学習課長。 ○白塚山生涯学習課長  今手元に詳細な資料を持ってございませんが,洋式になっていないところもまだございます。先ほど申し上げました,まず男女別のところを解消していくという中で,洋式というものも常に取り入れていきたいなと,このように考えております。以上です。 ○板倉委員長  森川委員。 ○森川委員  洋式になっていないところに,もし2カ所あるのであれば,1カ所には簡易のポータブルを置くとかいう形で,当面不自由な方の対策をしていただけないものかということを最近つくづく感じるので,高齢者は本当,一遍しゃがんでしまうと立つのにすごく大変なんですね。だから,そういうやっぱり暫定的な措置も当面は必要じゃないかと思うので,その辺の検討は全然されたことないでしょうか。 ○板倉委員長  生涯学習課長。 ○白塚山生涯学習課長  先ほどの森川委員さんの中で,あとみんなのトイレというのもございまして,これは男女関係なしに,あと障害者の方でも健常者の方でも誰でも入れるというトイレという整備もさせていただいておる中で,それは全て洋式になってございます。以上です。 ○板倉委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,それはどこの館にもちゃんとあるという捉え方でいいわけですか。 ○板倉委員長  生涯学習課長。 ○白塚山生涯学習課長  みんなのトイレの設置につきましては,全館入っておるということではございません。結局暫定的に洋式というものを置くというようなことにつきましては,予算が関係してくることでございますので,今後検討していきたいというような考えを持っておりますので,よろしく御理解いただきたいと思います。以上です。 ○板倉委員長  森川委員。 ○森川委員  次,文化振興部のところで文化講演会を5回目,中村晋也さんを中心にというお話だったんですけれども,その中村晋也さんを中心にするというのがもう鈴鹿市の文化講演会というのは決まっているんでしょうか。 ○板倉委員長  文化課長。 ○神参事兼文化課長  森川委員さんの御質問についてお答えいたします。  中村晋也先生についての講演でございますけれども,今年度,25年度で5回目を迎えるということでございますが,今年度が最終の年度ということになります。現の神戸高校を卒業,再入学をされてから卒業されるということで,今年度で最終ということで,一区切りということになっております。 ○板倉委員長  よろしいですか。そのほかにございますか。  鈴木委員。 ○鈴木委員  文化課さんの文化財保護事業施設管理運営事業ですね,記念館とか資料館の運営なんですけれども,ここにある予算は,いわゆる人件費というか指定管理料みたいなものが含まれてると思うんですが,ここで書かれている例えば展示企画の充実,こういったものにはどのぐらいお金かけられてるんでしょうか。 ○板倉委員長  文化課長。 ○神参事兼文化課長  お待たせしました,済みません。大黒屋光太夫につきましてでございますけれども,特別展というのを年に一度開催いたします。それにつきましての予算でございますけれども,総額で203万でございます。約200万ということで計上しておりまして,その特別展に係ります大黒屋光太夫にちなみますいろんな収集品を全国のほうから集める作業にも費やし,あと展示等に係る運搬費用等でそれぐらいを計上いたしております。  あわせまして,佐佐木信綱記念館のほうの資料館につきましても同様でございますが,やはり年に1回の特別展も開催いたします。その秋の開催に合わせまして予算計上をちょっと確認いたしますと,お待ちください,佐佐木信綱記念館のほうでございますけれども,特別展に関します予算のほうは22万でございます。以上でございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  そのほかの稲生だとか型紙だとかそういったところは,そういう予算はついてないということなんですかね,展示企画の。 ○板倉委員長  文化課長。 ○神参事兼文化課長  鈴木委員さんからの御質問の稲生民俗資料館,あと伊勢型紙資料館ですか,それからあと庄野宿資料館,3館につきましては,現在指定管理制度によりまして指定管理者のほうに委託をお願いしておる状況でございますので,そういった予算はついてございません。指定管理料がメーンでございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  そうすると,その予算つかないと,ほとんど毎年いつも変わらない状態ということですかね,逆に陳腐化しているというか,そんなふうに。 ○板倉委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  指定管理者制度につきましては,指定管理料の中に自主事業という分野を組ませていただいておりまして,その中でさまざまな取り組みを指定管理者の方に行っていただいております。ですから,毎年指定管理者の方がいろんな催し物を考え,いろんな事業を取り組んで,指定管理料の範囲内で取り組んでいただいておるということでございますので,市としては特段別の予算をとってやっていただくのではなしに,もともと指定管理者を指定するときにどういう事業をされますかということも含めながら指定管理者を指定させていただいておりますので,その中でやっていただいております。以上でございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  そうすると,この予算の範囲内で指定管理者の方は自主的に検討されてやるということで,極端なことを言うとやらなくてもいいわけですね,そうすると。 ○板倉委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  指定管理を指定させていただくときには,こういった事業をやりますということを事前にある程度,当然提案の中でいただいておりますので,それは当然やっていただきます。それプラス,まだ指定管理者になった方が余分に自主事業でやられる部分もございます。ただ,最低限こんだけはやってくださいよという事業は最初の協定の中に入っておりますので,それは指定管理料の中で全てやっていただいております。以上でございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  済みません,スポーツ課さんのほうで,ちょっと今指定管理の話が出たんですけども,指定管理料の中に補修費というのは恐らく入ってますよね,補修費。これは,いわゆる指定管理料というのは使い切りというか,お渡ししたらその範疇でやるということで,今と同じようで,補修というのはやってもやらなくてもそれはある程度お任せしておると,こういうふうに理解したらよろしいんですかね。 ○板倉委員長  スポーツ課長。 ○藤井参事兼スポーツ課長  実は,スポーツ施設に関します指定管理者のいわゆる協定ですね,指定管理を募集して事業計画とって挙げていただくときに当然お示しをします内容,仕様書と申しますが,その中でどんな管理をしていくか,そしてどういった形で修繕をしていくか,そういったことを全て取り決めます。今現在,施設の修繕に関しては,30万円までの修繕が指定管理者が行うものという形で責任分担がなっております。30万を超えるような修繕,こういったものはその都度また市のほうで予算化をして修繕をしていくと,こういったことで取り決めがされておりますので,一定の額で大体年次的にどのぐらいの修繕をしていくのか,そういったいわゆる指定管理者の予算の中で計上されておりますので,その範囲の中で補修をしていくと,そういった状況になっております。基本的にスポーツ施設の場合,小修繕的なものは30万円までと,ある程度大きな修繕になりますと当然額が上がってきますので,これは市のほうで直で改修をしていく,そんな状況になってございます。以上でございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  そうすると,ちょっと一部の施設でね,やっぱりかなり補修が小規模な補修なんですけれども,できてないところがちょっと見受けられるような感じがするんですが,それはきちんと30万円の補修費を使い切ってるのか,例えばじゃあそれは市のほうに足りないからこれやってくれとか,そういう申し出はどのぐらいあるんですかね。 ○板倉委員長  スポーツ課長。 ○藤井参事兼スポーツ課長  今お話しの,できてないところがあるかどうかというのは,いわゆるモニタリングという形できちっと施設の運営上,お客さんが,いわゆる利用者の方が安全に施設を使用できるかどうか,そういったことを常に管理者のほうが管理施設の中で運営していきますので,そういった意味で,もし修繕しないと危ないよと,そういった場合には修繕がされているという認識をしております。現実に壊れている場合には,一時,例えばテニスコートを一旦とめるとかそういったことをしておりますので。ただ,30万円以内の金額の修繕ができませんから市のほうでしてくださいというのは,今まで私も聞いたことございませんので,少なくとも指定管理者の予算で賄えておるものだというふうに理解をしておりますが。少なくとも,全ての施設が老朽化しておりますので,そういった意味で大規模な修繕のほうがかえっておくれているのかなと,そんなふうなことを私どもとしては認識をしております。  ちなみに今後,先ほど申し上げました国体の開催に向けて,ほとんどの市の今の施設を改修をしなければならないだろうというふうに考えておりまして,今後2年間の間で国体の競技種目が大体内定をしてきますので,それに合わせて施設改修の整備計画を立てていこうということで考えております。以上でございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  そうしますと,各施設の何か点検というか,監査と言ったら大げさなんですけれども,そういうことはスポーツ課さんとしてはやられてます。 ○板倉委員長  スポーツ課長。 ○藤井参事兼スポーツ課長  これはいわゆるモニタリング制度がございまして,毎月毎月,指定管理者のほうがみずから点検をするという作業をしております。そしてそれを受けまして,三月に一回,私どもの担当職員が現地へ出向きまして,そのチェック項目がきちっと本当に書類のとおりになっているかどうか,それの現地確認を三月に一回させていただいております。当然その年度が終わりますと年間の事業報告が出てきますので,それに関するチェックあるいは監査的なこと,そういったことも含めて体制としては業務としてさせていただいております。以上でございます。 ○板倉委員長  予定時間が迫っていると言うとあれですけど,何かほかにありましたらどうですか。  森委員。 ○森(し)委員  2回目で申しわけない。  先ほどの文化課さんの御説明の中で市民ホールのつり天井の説明が先ほどしていただいたんですけど,工事に入るのはいつぐらいから工事に入るのか,その辺ちょっと1点教えていただけますでしょうか。 ○板倉委員長  文化課長。 ○神参事兼文化課長  森委員さんの御質問にお答えいたします。  市民会館のつり天井の改修工事につきましてですけれども,現在,先ほども申しましたが,国土交通省の国のほうの方針が現在審議中ということで,まだ市のほうに通達等が参っておりません。間もなくその通達が届くということを聞いておりまして,その指示を待って,今年度予算計上しております910万の設計委託のほうで確定いたしましたら,そちらのほうに入ろうかと思っております。そしてその後,一応予定では,実際の工事に入りますのが平成27年度を想定しております。以上でございます。 ○板倉委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  今の補足でございますが,これ技術基準が先ほども申し上げましたようにまだ国から示されておりませんので,910万の予算執行がひょっとすると27年までの継続的なものになって,繰越明許等を行わせていただいて継続的なものになる可能性が非常に高くなってきてはおります。そうしますと,27年度だけで全てできるかといいますと,28年度にも実際の工事が食い込んでいくようなことも考えられますので,少し今国の技術基準を一日でも早く出していただきたいというのが私たちの考えなんですけれども,やっぱりそれに沿ってつくらないと二度手間,三度手間になりますので,やっぱりそれを受けた形での設計を組み,工事をやっていきたいというふうに考えておりますので,最悪は28年度へずれ込むということも想定はいたしております。以上でございます。 ○板倉委員長  ほかにまだございますか。  水谷委員。 ○水谷委員  水谷です。  スポーツ課さんのほうにお尋ねしたいんですけれども,一つは施設維持修繕で,以前から陸上競技場の障害者用のトイレとかそういったことを言われておるんですけれども,そういったものは今後計画にあるのかどうか,あくまでプールのほうを使ってくださいよというふうな話で済ませていくのかどうかを1点と,それからスポーツ推進委員さんを使ってニュースポーツを一生懸命普及させておるんですけれども,なかなか限界があるのかなというところもあるんですけれども,その辺の考え方と,それから競技スポーツについてはスポーツ課としてどのような対応をされていくのか,その辺をお尋ねいたします。 ○板倉委員長  スポーツ課長。 ○藤井参事兼スポーツ課長  3点ございますので,一つずつお答えをさせていただきます。  まず,陸上競技場の障害者用のトイレでございますが,やはり今現在陸上競技場のいわゆるスタンドですね,あそこの施設そのものが障害者用のトイレ一つございますが,トイレが増設できる,増築できるような状況ではございません,施設的にですね。そこに平成19・20年にリニューアルしたときにも恐らく検討されたと思うんですが,恐らく施設そのものを建てかえができないという状況の中で難しかったんだろうなというふうなことを思っております。そこには現状以上の障害者用トイレというのは難しいかなと思っております。  ただ,プールのほうは,当然現在も陸上競技場で大会等ございますときにはトイレの開放をしておりまして,当面の間そこを利用するしかないのかなということを考えております。そしてあの周辺,当然公園になっておりますので,先般,前年でしたか,市街地整備課のほうで野球場のほうのトイレ,そこにいわゆる障害者の方も含めた改修ですね,古いトイレを改修しまして,障害者用のトイレを含めたものを新たにつくっていただいているということはございます。そういった意味で,公園も含めた形の中で当面は御利用いただきたいなというふうなことを考えております。1点目は以上でございます。  2点目のニュースポーツの普及事業でございますが,水谷委員おっしゃられましたとおり,なかなかいわゆる古くは軽スポーツと言われた,いわゆる競技スポーツから派生をして,なかなか競技スポーツではスポーツそのものを全体捉え切れないという中で,誰もができるスポーツということで普及をさせてきたということがございます。  ただ,現状といたしまして,やはりニュースポーツもいろいろございまして,いろんな器具とかいろんなルールで最近は高齢者の方が非常に多うございますので,かえってややこしいルールのそういったスポーツで難しい状況になっていますね。そういった意味で,私どもとしましては,これから進みますいわゆる高齢者社会に対して,やはり健康である高齢者というのを目指すべきなんじゃないかなということで,ウオーキングとか誰もができるような運動,スポーツ,そういったものを普及していく必要があるんじゃないか,そんなことで,私どもも今スポーツ推進委員の方にはいろいろそういうお話をさせていただいておりまして,市のほうの事業の中にも今回も先ほど申し上げましたが,市民歩こう会の御協力もいただきまして,非常に積極的にいろいろいわゆるウオーキングの大会等の開催をいただいておりますので,そういったことも活用しながら今後はもうちょっと幅広い取り組みをしていただこうかなと,そんなふうに考えております。  3点目の競技スポーツでございますが,先ほど来やはり国体ということもございまして,実は競技スポーツそのものは,市の役割でございますが,やはり市のスポーツ行政の一端,中心的な役割を担っていただいております鈴鹿市の体育協会,そちらが今30の種目の競技団体が加盟しておりますが,そういった団体を中心に,いわゆるジュニアから成年,いわゆる大人ですね,それからマスターズ,そういったところまでの幅広い競技スポーツ者の育成強化を図っているところでございますけれども,今後ますます国体の関係で,ことしもうそろそろ今月終わりぐらいには,県のほうが33年の国体の優勝を目指して県の強化の本部を立ち上げていくと,そういったこともありまして,実は県のほうも従来は県の体育協会を中心に,県直ではなくて体育協会中心に強化を進めてきたとそういったこともありまして,市のほうも体育協会を中心に進めてきたわけなんですけど,県のほうも国体を契機に県がいわゆる実施本部を設けて,そして県の直の何かその影響力の中で,体育協会も含めてそういった強化を進めていく,そんなこともお聞きをしておりますので,恐らく今後市としてもそういった意味での強化対策,育成対策また施設を活用しました強化の体制ですね,そういったことも考えていく必要があるのかなということで,今いろいろそういった意味でのことを検討しているところでございます。ちょっと長くなりましたが,以上でございます。 ○板倉委員長  水谷委員。 ○水谷委員  よくわかりました。  1点だけ,もう一つだけ,子供から高齢者まで,当然若いスポーツの選手も含めてですけれども,スポーツ推進委員会でしたかね,昔の体指と,それから体育協会のコラボ的な何というか活動というのがこれから,今ニュースポーツはあんたとこですよ,競技スポーツはあんたとこですよとこうぽんと割ってるんじゃなくして一緒にというような考え方というのはあるのかどうかですね。 ○板倉委員長  スポーツ課長。 ○藤井参事兼スポーツ課長  委員おっしゃられるのは非常に先見的なお話かなと思っております。  実は数年前から鈴鹿市の体育協会のほうがウオーキング教室というのを自主事業でやっておりますが,その一環としまして,スポーツ推進委員の方の御協力をいただきながら,地区の体育振興会,そちらのほうで,いわゆる体協の医科学委員会というところがあるんですけれども,そういったいわゆる専門的なウオーキングの指導者,そういった方を活用しまして,地域でウオーキングをやろうと,そういった取り組みが実は若干進んでおります。  そして,今後やはり国体というのも実は競技種目37種目あるんですけど,それは点数がつくんですけどね,それ以外にいわゆる県民対象にいろんなスポーツをしようということで,これが実はレクリエーションスポーツということで,中心的な役割はやはり体育指導員,いわゆるスポーツ推進委員なのかなということです。でございまして,決して体育協会あるいはスポーツ推進委員がばらばらで進めていくというんじゃなくて,やはり協働して同じ方向でいくんだということでいろいろな取り組みが今後されていく予定でございますし,また市のほうとしても,やはりコラボを組んでやっていただくという意味合いで考えております。  今現在,事業としましては,やはりマラソン大会ですね,シティマラソンはもう既にそういった取り組みの大きな成果かなとも思っておりますので,今後とも体協とかスポーツ推進委員を分けずに一緒になってスポーツを推進していただく,そんなふうなことを考えております。以上でございます。 ○板倉委員長  ありがとうございます。ほかに何かありますか。  森川委員。 ○森川委員  考古博物館のほうで緊急発掘事業ありますよね。それが年間どれぐらい回数としてあるのか,ここがきちっとできないと自主事業がなかなか前へ進まないのではないかなというふうに思うんですけれども,その学芸員というか専門の方が何名いて対応がきちっとできていくのかどうか。300万というと大体何件ぐらいを予定していらっしゃいますか。 ○板倉委員長  考古博物館長。 ○兼丸考古博物館長  御質問の緊急発掘事業でございますけれども,これは民間の開発事業に伴います発掘ですので,今現在,埋蔵文化財のグループのほうには学芸員が正規の職員が3名,それと嘱託職員が2名が学芸員の資格を持った職員でございます。  今この緊急発掘調査につきましては,宮の前の宅地造成に伴う発掘を今緊急調査ということでやっております。年間どれだけかということですけれども,これは民間のほうから,最近,来年から消費税が上がることに伴って家を建てる方がふえてきております。ハウスメーカーさんのほうからもたくさんそういった話は来ておりますけれども,現在今発掘事業にかかわっておりますのが八野町のモータープールの広い敷地ですけれども,そこが一つと,それから平野町の保育園の増築工事に伴います発掘です。それと宮の前のほうとやっておりますけれども,限られた職員ですので,委員さんが御心配されるそういった延びていくんじゃないかというようなこともあります,それは。ただ,なるべくそういう申請が出てきたところにつきましては早く調査ができるように行っておるところでございます。以上です。 ○板倉委員長  森川委員。 ○森川委員  神戸中学校跡地の発掘も1年延びたということもあって,宅地造成なんかで緊急でもし来るのは,今回の場合は特に消費税絡みになってきますと,行政にとっては時期はとても大事になってくるわけですよね。そういうときに今の人数でやっていたらとてもできない部分が出てくるのではないかと思うんですが,前の委員会でもちょっとお尋ねをさせてもらったんですけど,そういうときに応援体制というのはとれるのかどうかですね。 ○板倉委員長  考古博物館長。 ○兼丸考古博物館長  応援体制ということですけれども,それはちょっと今の私のほうからは,ちょっとお答えがしにくいところです。 ○板倉委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  確かに今,行革のほうで機動的な人員配置というのを人事が中心になってトップマネジメントの中でやっているのは事実でございます。ただ,それがここまで及ぶかどうかというのは,今の時点ではちょっと私どもが何とも言えやんというのが1点と,市全体で学芸員が今のところ18名,正規の職員でおります。ただ,そのうち2名,1名は幼稚園教諭,1名は保育士でございますので,幼稚園教諭と保育士を除きますと16名が市全体の学芸員数でございます。それがそれぞれ所管で自分の事務を持ちながらやっておりますので,行革の中で今後そういった臨機応変な応援体制というのをトップマネジメントで上がっておりますので,最終的にその中でどんな結論が出るかということも少し待ちながら,どのような対応ができるかはその中で考えていきたいというふうには思っております。以上でございます。 ○板倉委員長  森川委員。 ○森川委員  市全体の事業にも影響を及ぼさないようにすることと,やっぱりニーズに応えるという点では,OBの方たちを一時的に限定的に採用するということだってできるんではないかと思うんですね。時期を逃したら困るものに対しては,やっぱり臨機応変という考え方はとても大事ではないかなと思いますので,一遍そのあたりも検討してもらえたらなというふうに思います。  もう1点,今度は文化部のほうなんですが,この資料には書いてございませんけれども,先日新聞で発表のあった鈴鹿市の戦中・戦後史の販売についてなんですけれども,1件,足の悪い高齢者の方から相談があって,市役所までなかなか行けないんだけれども,そういう場合の申し込みはどうすればいいんだということで,子供さんに頼んでも仕事でその日は休めないしということだったんですね。私がその方に対しては,じゃあ私が行ってあげましょうということで対応はしたんですけれども,そういう皆さんへの配慮というのはどういう。大体戦争体験者ですので,どうしても読んでみたいというそんな思いが強いらしいんですね。高齢者へのそういう配布の仕方といいますか,その受け付けの仕方の対応をちょっと検討すべきではないかなと思いますので,その点はどうでしょうか。 ○板倉委員長  文化課長。 ○神参事兼文化課長  森川委員さんからの御質問にお答えいたします。  今月発表させていただきました戦中・戦後史についてでございますが,実際販売といたしますのは6月の3日以降ということでお知らせをしております。皆さんお待ちいただいているところでございますけれども,やはりおっしゃられましたように,かなり関心を持っておられるのは年齢の高い方がかなり多いというふうにこちらも確認しております。御心配いただいている,そのやはり欲しいけれどもなかなかこちらへ上がりにくいということにつきましては,遠方の方も含めまして郵送での販売というのはもちろんこちらも検討しております。郵送でそういう御依頼がありましたら,郵送料はいただきますが,必ずお届けするような形ではさせていただいておりますし,一応冊数のほうも余りたくさん購入希望固まってもいけませんもので,お一人3冊までという基準も決めていこうというふうに考えております。なるべく柔軟にできれば購入できるようにこちらも考えていきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ○板倉委員長  済みません,ちょっとあとまだ何点か長引くようでしたら一応休憩を挟みますけれども。じゃあそこまで行きますかね。じゃあ鈴木委員から二つ質問を受けて,それで切りますので。お願いいたします。  鈴木委員。 ○鈴木委員  済みません,先ほど森川委員がお話しされた学芸員の話なんですけれども,これ先月,議会報告会開催したときに市民の方から,鈴鹿市は文化行政への取り組みが弱いんじゃないかという御指摘があって,学芸員の質というか量というか待遇というかその辺の御指摘があったんですけれども,今その部長の御説明だと,結構16名の方ですか,正規職員の方でね。  ちょっとこれ,先ほどの一番最初の文化振興部の職員数を見ると,学芸員というのは嘱託の方で2名と書いてあるんですけど,これは専従ということなんですかね。この事務のほうにいらっしゃるということなんですか,そうすると。 ○板倉委員長  考古博物館長。
    ○兼丸考古博物館長  考古博物館につきましては,嘱託のほうで学芸員,2人おる嘱託員が2人とも全て学芸員です。それから,埋蔵文化財のグループのほうでは5人事務でおりますけども,このうちの3名が学芸員の資格を持っております。以上です。  済みません,管理企画グループのほうには1人の学芸員がおります。 ○板倉委員長  そのほか今の件について。  文化課長。 ○神参事兼文化課長  先ほどの鈴木委員さんの御質問に関しましてですが,文化課のほうの所管で言いますと,嘱託職員の方でございますけれども,学芸員資格の方で採用させていただいておりますのが佐佐木信綱記念館の学芸員さん,それから現在文化課のほうに籍を置いておられます職員さんは一般的な全てのことで受けておりますが,特に大黒屋光太夫記念館等についての説明を全て引き受けておりますので,嘱託さん2名でございます。以上です。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  そうすると,例えば隣接する市と比較して,そういうことをおっしゃってたような気がするんですけれども,市民の方はね,その辺を何か比較されて鈴鹿市はどの程度なのかというのはわかってるんですかね。 ○板倉委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  隣接と比較してというのは,やっぱり市の事情,埋蔵文化財の状況,施設あるいは考古博物館を持っとんのか,どんな資料館をどんだけ持っとんのかによって,いろいろ変わってくると思います。ただ,うちの場合,文化振興部で学芸員として配属されておりますのが,先ほど申しましたように正規職員4名,それと嘱託職員で4名の計8名体制で,あと正規職員あと残り4名引きますと12名ぐらい,保育士と幼稚園の12名ぐらいは他の部署で今配属等になっておりますので,ここら辺は人事行政の中で人事課ともいろんな相談をさせていただく中で,どれだけどこに要るかというのをこちらからもきちっとしたあれを出していく中で仕事を進めていきたいというふうには考えております。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  済みません,最後の質問,スポーツ課さんのシティマラソンのことなんですけれども,今回ハーフマラソンはまたやめるということになっちゃったわけですけれども,前回70周年記念ということでハーフマラソンをやって,非常に参加者もふえたし,参加者の幅も恐らく,フルマラソンをやる方はハーフはやるけど,恐らく10キロは走らないと思うんですよね。遠方からも来る方も結構ふえて,市内でもいろんな経済的な効果もあったんじゃないかと思うんですが,そういったことも含めて,またそのもとのようにやめちゃう。もちろん道路の警察との関係もあるんでしょうけど,その辺はどういうふうにお考えになったんですかね。 ○板倉委員長  スポーツ課長。 ○藤井参事兼スポーツ課長  今の御質問なんですけれども,私どももハーフマラソンに関しましては,本来であれば15回,ことし16回ですから,継続的にやれるものであればやっておるんじゃないかなということを思っておるんですが,過去にも数回やっておるということを聞いておりますし,昨年は市制施行70周年ということで,記念大会ということでさせていただいておりましたが,結果としまして,参加者はたくさん多かったのは事実でございますが,非常に後の苦情もたくさんございまして,通常の苦情だけではなくて,非常に危険であったと,ランナーも危険であったし運営サイドも危険であったと。どういうことかと申しますと,やはりサーキット周辺の道路というのは,もう数年前とは違いまして,ここ本当にベルシティとか非常に幹線道路になっておりまして,車の交通が非常に多うございます。そしてそういった意味もありまして,実は警察のほうとも事前に全面通行どめの措置をとっていただけないかということで,大会運営のほういろいろお願いしたんですが,やはり非常に難しいということで,片側通行で実施を昨年いたしました。結果としては非常に危険であったということ,それから非常に交通渋滞が多かったということ,そんなことがございまして,幸いにして事故が発生をしていなかったのでほっとはしておるんですけれども,今後もし開催するとすれば,主催者側としてはやはり事故が絶対ないようにと,これは基本原則でございますので,そういった意味で完全に道路が封鎖できないと難しいんじゃないか,そんなことで,実は最近今年度の開催に向けても事前に実行委員長と一緒に警察署長のほうにお邪魔をしてまいりました。やはり今の交通事情,警察のほうも苦慮しておりまして,なかなか市民の理解を得られるのは難しいだろうと。例えば毎年ずっと開催している市のイベントで,もうこれは市民が理解しておるという状況でありましたら,それもいいんだろうけどということで,たまにしかこういった,いわゆる節目にしか開催していないようなマラソンになりますので,どうしてもハーフの場合はですね。そういった意味ではなかなか難しいということで,断念せざるを得ないのかなということを今現在は考えております。  そして,もともとシティマラソンそのものは鈴鹿サーキットのレーシングコースを走ると,そういったことで開催されたものでありまして,もう一つは,昨年もいわゆる参加者からのアンケートでいろいろお聞きしておるんですけど,9割以上の方がハーフを走ると言うよりも,マラソン,いわゆる国際レーシングコースを走ると,そういった意味で参加されている方が多うございます。そういった意味では,多少ハーフマラソンということはないにしろ,従来通りの形に戻すほうがいいのかなと,そんなふうなことも考えておりまして,今後また節目の5年後とか10年後にどういった状況になるかわかりませんが,当面は中で開催をしたいなとそんなふうなことを考えております。そして,そのことを今実行委員会でも今月末には開催する予定でございますが,提案をさせていただく予定でございます。よろしくお願いいたします。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  市民の協力が得られるかどうかということなんですけれども,東京ですら東京のど真ん中を封鎖して走ってる世の中なので,その辺やっぱりちょっと警察の方も御理解いただかないと,健康志向ということで非常にはやってきているわけですから,ぜひまず事務局の方が諦めずに,ぜひチャレンジし続けていただきたいなというふうに思います。以上です。 ○板倉委員長  ありがとうございました。御熱心な御質疑いただきましてありがとうございます。執行部の方,ありがとうございます。  じゃあ,ここで休憩をいたします。  執行部の入れかえも含めて,済みません,ちょっと時間が押しておりますので,7分ぐらいの休憩で勘弁してください。たばこ一服,二服,35分までです,済みません。              午後 2時27分休憩         -------------------------------------------              午後 2時35分再開 ○板倉委員長  それでは皆さんお集まりいただきましたので,休憩前に引き続き委員会を開きます。  環境部に移らせていただきます。おおむね1時間ということで予定はしておりますが,若干延びても大丈夫かなというか,延びたらあかんと言う人もいますので,でも最初の委員会ですので,やっぱり問題は思っていらっしゃる方は出していただいたほうがいいかなと思いますので,御協力はよろしくお願いをいたします。  なお,発言の際は委員長の許可を得てからマイクのスイッチを入れ,役職,氏名を言ってから御発言いただきますようによろしくお願いいたします。  では部長,お願いをいたします。  環境部長。 ○永戸環境部長  大変お暑い中,文教環境委員会勉強会を開催していただきましてありがとうございます。私ども5月1日からクールビズとスーパークールビズを取りかかっております。その中で,議会のほうも同じように対応していただきましてありがとうございます。スーパークールビズの中で,こういうエコモーション6ということで,具体的な取り組みも以前よりさせていただいておりますので,また御協力のほどよろしくお願いいたします。  それと,本日ですが,ことし前半に大変話題になったPM2.5,中国由来のものだと思われるんですが,九州のほうでも予報水準に達しておって,県内でも桑名のほうが若干高目というふうな観測結果を得ております。これも偏西風の都合等で多分きょうぐらいが今年度の最終ということになるとは思うんですが,PM2.5というのは去年,ことしだけが高いという状況ではなく,もう十数年前から中国由来のものというのがありますので,かといってそれで安心してくださいということではなくて,やっぱり呼吸器疾患とか病弱な方等々は,やっぱりそれだけの対策をしていただいたほうが精神衛生上もいいかと思いますので,今我々のほうも役所を含めてそこら辺の連絡体制等も十分今とっておるところです。きょうもちょっと推移を見て,また対応をとらせていただきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。以上です。 ○板倉委員長  各課の御紹介からまた。  環境部長。 ○永戸環境部長  きょう勉強会で出席させていただいたのは各課の各グループリーダーも主幹も含めて対応させていただいておりますので,順にちょっと自己紹介をさせていただきますので,よろしくお願いいたします。 ○山﨑環境部次長  この4月から環境部次長を仰せつかりました山﨑です。よろしくお願いします。 ○板倉委員長  座ったままで結構ですよ。 ○尾﨑参事兼環境政策課長  参事兼環境政策課長,尾﨑です。よろしくお願いいたします。 ○砂原廃棄物対策課長  この4月から廃棄物対策課長,砂原でございます。よろしくお願いします。 ○匹田開発整備課長  開発整備課長,匹田です。よろしくお願いします。 ○匹田清掃センター所長  清掃センター所長,匹田でございます。よろしくお願いします。 ○廣田クリーンセンター所長  クリーンセンター所長,廣田です。よろしくお願いします。 ○勝田環境政策課副参事  環境政策課副参事兼総務グループリーダーの勝田です。よろしくお願いします。 ○山本環境政策課副参事  環境政策課副参事兼環境政策グループリーダー,山本でございます。よろしくお願いいたします。 ○堀内環境政策課副参事兼斎苑長  環境政策課副参事兼斎苑長,堀内でございます。よろしくお願いします。 ○伊藤廃棄物対策課副参事  廃棄物対策課管理グループリーダー兼副参事,伊藤でございます。よろしくお願いします。 ○鈴木廃棄物対策課副参事  廃棄物対策課副参事兼廃棄物対策グループリーダー,鈴木です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○佐竹開発整備課副参事  開発整備課副参事兼建設グループリーダーの佐竹です。よろしくお願いします。 ○魚見開発整備課副参事  開発整備課副参事兼業務指導グループのグループリーダーの魚見です。よろしくお願いします。 ○坂清掃センター副参事  清掃センターの副参事兼管理グループリーダーをしております坂といいます。よろしくお願いいたします。 ○福中環境政策課主幹  環境政策課主幹兼環境保全グループリーダーの福中と申します。よろしくお願いします。 ○田中廃棄物対策課主幹  廃棄物対策課主幹兼企画推進グループリーダー,田中と申します。よろしくお願いします。 ○坂本開発整備課主幹  開発整備課主幹兼管理計画グループリーダー,坂本です。よろしくお願いします。 ○板倉委員長  じゃあ,各課からの御説明をお願いいたします。  環境政策課長。 ○尾﨑参事兼環境政策課長  それでは,環境政策課の概要と主要事業及び懸案事項につきまして説明させていただきます。  資料2-1ページをお開きください。  環境政策課は,総務グループ,環境政策グループ,環境保全グループと斎苑を所管してございまして,職員は19名で事務分掌に示してございます事務を行っております。  2-2から2-3ページは環境衛生に関する事業でございます。  (1)の屋内消毒等の実施は,下水道や合併処理浄化槽の普及等により住まいの環境が向上していることから,23年度から廃止しております。  (4)の飼い犬の登録につきましては,犬を取得した日から30日以内に,犬が生後90日以内なら90日を過ぎた日から30日以内に市に登録しなければならないと定められておりますので,狂犬病の予防注射の周知とともに,広報にて周知いたしております。  (5)は犬・猫の避妊手術費の助成でございまして,捨て犬や捨て猫をふやさないように,また飼い主のいない犬や猫がふえてさまざまなトラブルを招かないように実施しております。  (6)のEM活性液の配布事業でございますが,本市では環境美化活動の一環といたしまして,EM活性液を利用することで生活排水や河川の浄化につながることを期待し,平成14年7月より活性液の無料配布を行ってきました。配布開始より10年が経過し一定の普及を見たこと,また民間では有料で販売されていることもありますので,配布事業の見直しを行った結果,市としての無料配布は廃止することといたしました。  今後につきましては,福祉関係の事業所より引き続き配布事業を行いたいとの申し出をいただきましたので,他の同様の事業所にも意向調査を行いましたところ,申し出ていただいた事業所以外には事業を行いたいところがございませんでした。そこで,市での事業廃止により廃棄処分となりましたEM活性液製造装置は処分をするには経費がかかることから,活性液製造装置をこの事業所に無償譲渡いたしたいと考えております。活性液製造装置につきましては,1台は耐用年数が切れておりますし,あと1台も耐用年数が2年しか残っていない古いものですので,譲渡に当たりましては,事業所が円滑に事業を行っていただけますよう一通りメンテナンスをしてから譲渡いたしたいと考えております。  次に(7)合併処理浄化槽設置費補助事業でございますが,この事業は合併処理浄化槽の設置費用の一部を設置者に補助することにより合併処理浄化槽の普及を図り,家庭などから排出される生活排水による川や海などの公共用水域の水質汚濁を防止することを目的に国,県の補助を活用して実施しております。  この補助につきましては,平成24年度までは国,県,市ともに補助額の3分の1ずつ負担していましたが,県が要綱の見直しを行い,25年度は新築分は県補助基準額を半額に減額,また26年度からは廃止としました。本市としましては,新築分は25年度は県には準じず,24年度と同額の補助といたしておりますが,26年度以降につきましては,県が補助なしとしていますことから,市も準じて補助なしとするのか,今年度同様に補助をするのか,下水道法の改正があった場合,計画区域の見直しや下水道への接続緩和が懸念されるなど,公共下水道事業の方向性が不透明なことも考慮いたしまして今後検討してまいります。  また,2-3ページに参考として記載しておりますように,今年度より既設の単独処理浄化槽またはくみ取り便槽から合併処理浄化槽へ転換する場合,24年度同様の浄化槽設置費補助に加え配管費用の補助が,また単独処理浄化槽の撤去には撤去費の補助が新設されました。  続きまして,2-4から2-6ページまで,環境保全事業でございます。  (2)の生活環境苦情申立状況は,環境政策課で受理した市民からの苦情の内訳でございまして,悪臭に関する苦情につきましては野焼きや浄化槽のにおいによるもの,水質汚濁については側溝や浄化槽の排水によるもの,また騒音はカラオケや解体工事の騒音等でございまして,苦情の多くは申立者の感覚的,感情的な場合もあって一過性の苦情が多いのが現状でございます。苦情に対しては民事的な事例が多く,対応に苦慮することもございますが,話をよく聞き,解消に努めているところでございます。  今最も苦慮いたしておりますのは,段ボールの堆積事案についてでございます。堆積場所が複数あり,段ボールの量も非常に多く,白く風化したものも多数あって,近隣住民の方の安全で清潔な生活環境が脅かされている状態です。先日,地元住民の方々を初め関係者が集まり撤去する予定でございましたが,本人の立ち会いを得られず実施できませんでした。今後も本人の立ち会いは非常に困難と思われることから,法的な方法も視野に入れ,一歩踏み込んだ対策を検討してまいります。  それと同時に,このような対応に苦慮する事案への対策として,市で条例の制定を検討してまいります。身の回りの片づけができなくなったひとり暮らしの高齢者や障害者,相続人がいない空き家,廃屋,また深夜営業の騒音や振動など対応が困難な案件を包括できるような条例にしてまいりたいと考えております。  (3)の環境調査につきましては,大気,水質,騒音・振動,悪臭といった生活環境の状況について経年の推移を監視するために測定地点を定め調査を実施しているものでございます。  続きまして,2-7ページ,環境マネジメントシステム関係事業でございますが,ISO14001にかわり,平成20年度より本市独自のSuzuka-EMSで運用しています。小・中学校を含めた市の163全ての部署で実施しており,環境に配慮した行政運営ができていることにより,市全体としての環境に対する意識の高揚が図られたものと認識いたしております。平成25年度につきましても,引き続きこのシステムの運用により環境に配慮した行政運営に努めてまいります。  6の地球温暖化防止対策事業につきましては,6月の環境月間や12月の温暖化防止月間に合わせて啓発活動を行っております。6月1日土曜日に鈴鹿ハンター,イオンモール鈴鹿,白子サンズにおきまして街頭啓発活動を実施し,啓発グッズの配布等を行い,地球温暖化防止対策を呼びかけてまいります。このとき鈴鹿ハンターでは,中部電力より提供していただきましたニガウリ,アサガオ,フウセンカズラの苗と種を配布して,市民の皆様にもグリーンカーテンの取り組みに協力していただき,地球温暖化防止に一役買っていただきたいと考えております。また,市内の学校や保育所など公共施設にも苗と種を配布して,グリーンカーテンにことしも取り組んでいただきます。そのほかに,市内の企業や団体と連携して温暖化防止の取り組みを行って市民の皆様にPRしたり,小学校,公民館での温暖化防止をテーマにした出前講座等を行い啓発を図ってまいります。  2-8ページ,7の家庭用新エネルギー設備設置事業費補助事業は,家庭用新エネルギー設備を設置された方に費用の一部を補助する事業でございます。太陽光発電システム設置と家庭用ガスエンジン給湯器,エコウィルですけれども,それの設置に対していずれも1件2万円の補助で実施してまいります。  2-9ページの8,クリーンエネルギー自動車購入費補助事業は,ハイブリッド自動車等クリーンエネルギー自動車を自家用車として購入した場合に補助する制度でございまして,今年度もクリーンエネルギー自動車の普及促進と温暖化防止を推進することに加え,市内の産業の活性化に寄与するため,ホンダ車は1件当たり4万円,他メーカの車は2万円を補助いたします。  次ページの9,メガソーラー設置運営事業につきましては,再生可能エネルギーの導入拡大と地球温暖化対策の推進を図るとともに,公共用地の有効活用を図るために,不燃物リサイクルセンター内に敷地の一部を事業者に貸し出してメガソーラー設備の設置運営を行うものでございます。昨年度に事業者が株式会社シーテックに決まり,現在測量や詳細設計に取りかかっております。本年8月中旬に起工式をして,その後工事に着工,平成26年2月から運転開始の予定でございます。  続いて2-11ページ,10,自然環境保全事業に関しまして説明申し上げます。  この事業は,自然環境や生物の多様性を保護し自然と共生していける社会をつくることを目的としておりまして,深谷公園内の雑木林を拠点として常緑樹の伐採やシイタケの原木づくり等の里山保全体験を行い,人と自然のかかわりの意義などを考えてまいります。また野鳥や水生生物,貝など海の生き物の観察会を鈴鹿川や深谷公園等で行い,生息状況等を調査いたします。  2-13ページ,斎苑事業でございます。  斎苑の運営に当たりましては,人間の尊厳を重んじ市民感情に配慮した運営に努めております。火葬業務と霊柩車運転業務,清掃業務につきましては,平成23年度から25年度までライフプラン株式会社鈴鹿末広三重祭典に業務委託をしております。26年度からの委託につきましては,よりよい市民サービスの提供を行うため,委託内容の見直しを行いたいと考えております。現在市では霊柩自動車を所有しておりますが,1日の火葬が何件も入りますと,1台しかございませんので,全ての利用希望者の方に利用していただくわけにはいかず,お断りする場合があり,不公平感のある状況となっております。また,出棺場所が遠方が続きますと,予定時刻どおりにお迎えに行けなかったり斎苑への到着がおくれたりすることがあり,利用者の方に御迷惑をおかけすることがございますので,対応に苦慮いたしております。昨年度にサービス充実の一環といたしまして,和室待合室に高さの低い座敷用の椅子を32脚配備し,利用者の方から好評をいただいております。  次に,斎苑の増改築計画につきまして申し上げます。  この斎苑は昭和60年度より使用され,28年が経過いたしました。火葬炉に関しましては,約10年ごとに大規模改修が行われ,最近では平成16年度から18年度にかけて炉の大規模改修が実施され,次回は平成30年ごろに改修が必要となってまいります。そこで,施設自体の老朽化により修繕箇所もふえてきておりますので,改修ではなく増改築の検討をPFIでの手法も含めて行ってまいりたいと考えております。  環境政策課の事業概要につきましては以上でございます。 ○板倉委員長  ありがとうございました。  廃棄物対策課長,お願いします。 ○砂原廃棄物対策課長  続きまして,廃棄物対策課の概要及び主要事業につきまして説明させていただきます。  資料3-1ページからでございます。  1,職員数でございますが,廃棄物対策課は管理グループ,企画推進グループ,廃棄物対策グループの3グループで構成し,再任用職員2名を含めた計14名で業務を行っております。  2,事務分掌でございますが,事務分掌は鈴鹿市行政組織規則別表2のうち廃棄物対策課分を抜粋したものでございます。後ほど御高覧いただきたいと存じます。  1ページめくっていただき,3-2ページをごらんください。  3,ごみ収集体制及び実績でございます。  市が収集しました平成24年度のごみの量は4万741トンで,前年度に比べ141トン,約0.3%増加しております。このほか,表には掲載しておりませんが,清掃センター及び不燃物リサイクルセンターに直接搬入されました事業系や家庭系のごみ等を含めますと,ごみの総排出量は6万9,736トンで,前年度に比べ1,210トン,約1.77%の増加となっております。増加した要因の一つとしまして,昨年9月30日の台風17号による災害廃棄物の量の増加が挙げられます。  4番,し尿・浄化槽汚泥収集体制及び実績でございますが,対前年度比,し尿は約6.4%の減少,浄化槽汚泥は約10%の増加となっております。し尿の減少につきましては,公共下水道事業及び集落排水事業の進捗等によるもので,また浄化槽汚泥の増加に関しましては,浄化槽法に基づく定期清掃を行う世帯の増加が要因の一つであろうと考えております。  3-3ページから3-7ページにかけましては,ごみ減量化,ごみ資源化,不法投棄対策など,廃棄物対策課の主な事業を掲載させていただいております。本市においては,一般廃棄物の減量化及び資源化の施策について,発生元でごみになるものを絶つリフューズ,購入拒否,買う量・使う量を減らすリデュース,ごみ減量,繰り返し使うリユース,再使用,資源にして再利用するリサイクル,再生利用の4R運動を基本として推進しており,小学4年生を対象としたごみに関する出張講座の機会などを捉えてPRをさせていただいております。  まず,3-3ページをごらんいただきたいと存じます。  5,ごみ減量推進事業でございますが,ごみゼロ社会の実現を目指し,さまざまな事業を実施しております。  (1)廃棄物減量等推進員設置につきましては,資源ごみ分別収集の徹底と一般廃棄物の減量化を推進するため,各自治会に置いていただいております。  (2)ごみ減量推進店等制度につきましては,ごみ減量推進店,ごみ減量推進事業所,ごみ減量推進グループとして認定させていただき,ごみの発生抑制及び減量を図ろうとするものでございます。  (3)おもちゃ病院事業につきましては,平成14年度に市の事業として立ち上げましたが,平成16年度にボランティア団体トイなおすとして独立しまして,現在は当課が事務局として側面的に支援,協力をしております。現在所属している,いわゆるおもちゃドクター17名により,市の図書館等でおおむね3カ月に1回開催しております。おもちゃを原則無料で修理しており,ごみの減量化と子供たちに物を長く大切に使うという心を育んでいただく目的で実施しておるものでございます。平成24年度実績においては,受け付けしたおもちゃの点数は157点で,うち修理によって直ったものが125点あり,回復率80%弱と非常に高いものとなっております。  次に1ページめくっていただき,3-4ページをごらんいただきたいと存じます。  6,ごみ資源化推進事業でございますが,資源循環型社会の実現を目指し,さまざまな事業を実施しております。  (1)資源ごみ回収活動奨励金事業につきましては,家庭から出る古紙,金属類などを集団回収されている団体に対して,その活動を奨励することにより,一般廃棄物の減量化と資源の再利用を促進することを目的として実施をさせていただいております。
     (2)生ごみ処理容器及び生ごみ処理機購入費助成金事業につきましては,家庭から排出されます生ごみの再利用等を目的とする事業で,1万5,000円を限度に購入費の2分の1を助成させていただくものでございます。  (3)のあきかんポスト事業につきましては,市民の環境意識を高め,ごみの資源化を推進するため,市内の小・中学校,公民館などに空き缶の回収容器を設置し,回収後,資源として売却をしております。  次に3-5ページをごらんください。  7,ごみ収集等事業でございます。この事業は,ごみ減量化,ごみ資源化を補完するための事業でございます。  (1)資源ごみ分別収集事業につきましては,紙類,空き缶,空き瓶,ペットボトル,衣類を8品目に分別していただき,収集させていただく事業でございます。  (2)認定ごみ袋制につきましては,ごみ分別の徹底を図る目的で平成9年度からスタートし,燃やせるごみ,燃やせないごみ,プラスチックごみの袋をそれぞれ色分けし,本市全域で統一しております。  (3)拠点回収の実施につきましては,ごみ集積所における収集を補完するもので,乾電池などの有害ごみを公共施設において回収させていただいている事業でございます。平成23年度から消費生活用製品安全法の改正により,使い捨てライターの拠点回収も始めておりますので,その実績もあわせて掲載させていただいております。  次に1ページめくっていただきまして,8,不法投棄対策事業についてでございます。  市内の不法投棄については,依然として多くの通報をいただいておるのが現状でございます。  まず(1)鈴鹿市不法投棄対策連絡会議でございます。本市では平成12年度に三重県,国土交通省,鈴鹿警察署,自治会連合会と市及び市教育委員会を構成員とした鈴鹿市不法投棄対策連絡協議会を設置しております。各関係機関と連携を図りながら,不法投棄合同パトロールや監視カメラの設置などの不法投棄対策事業を実施しております。  ①まちかど美化推進事業につきましては,平成14年度から実施し,市内の不法投棄多発箇所を中心に毎週1回パッカー車によるパトロールを行うとともに,不法投棄の現地調査,不法投棄物件の撤去,ボランティア清掃活動の支援等を行っております。  ②不法投棄合同パトロールにつきましては,昨年度は庄内地区において実施をいたしております。  ③不法投棄監視カメラでございますが,監視による抑止効果も期待できることから,公の土地の不法投棄多発箇所に警告看板併用型の不法投棄監視カメラを設置しております。現在本市にて市内の不法投棄多発箇所に設置しましたものが15台,三重県にて主に海岸堤防に設置したものが5台,国,国土交通省にて鈴鹿川に設置したものが3台,計23台を設置しております。不法投棄が行われる場所は刻々と変わっていくことから,簡単に設置場所が変更できる移動式で,電源はソーラーパネル式のものを採用しております。  (2)不法投棄通報受理件数の推移でございます。  市民からの通報を受け,職員が現地調査等を行った件数でございますが,平成15年度の379件をピークに平成22年度まで減少傾向にありましたが,一昨年度は若干増加したものの,昨年度は過去5年間で最も少ない件数となっております。いずれにいたしましても,不法投棄対策は啓発も含め関係各機関が連携を図りながら粘り強く継続的に行い,不法投棄を許さない環境づくりが必要なものであると考えております。  次ページの9,廃棄物対策課所管施設の概要は,所管しております3施設を掲げさせていただいております。  以上,廃棄物対策課における事務事業の概要でございます。  続きまして,平成25年度の廃棄物対策課における課題への対応について2件御報告させていただきます。  1件目は,さきの3月議会一般質問における答弁の中で申し上げました資源ごみの持ち去りに係る告発の件でございます。  再三の警告,禁止命令に従わず,常習的に持ち去り行為を繰り返していた者に対して,廃棄物の処理及び清掃に関する条例違反として本年1月24日,鈴鹿警察署に告発を行ったものでございます。告発後は鈴鹿警察署において関係書類及び証拠物の精査,被告発人への事情聴取などを行い,刑事事件として成立し得るか見きわめた上で,検察官への書類送付へと流れていくこととなります。現在鈴鹿署において最終の詰めの段階に入っており,近日中に検察官への書類送付が行われると伺っております。なお,四日市市も同じ人物に対して告発を行っており,それらをあわせた進捗状況も今後注視してまいりたいと存じます。  本件に関しましては,当初から鈴鹿警察署生活安全課との連携のもとに進めてまいりましたことから,今後とも捜査機関との緊密な関係性を保持しつつ,持ち去り案件に対しましては強い姿勢で臨んでまいりたいと考えております。  2件目の課題としましては,いわゆる小型家電リサイクル法への対応でございます。  正式な法律名は使用済み小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律という名称でございまして,本年4月1日から施行されております。この法律制定の背景としましては,資源価格の高騰などの資源制約や最終処分場の逼迫などの環境制約の一方で,テレビ,冷蔵庫,エアコン,洗濯機の家電4品目を除く使用済み小型電子機器等に含まれる有用な貴金属,希少金属などがリサイクルされずに大部分が埋め立てられている現状への対応といったことが挙げられております。  法律のポイントにつきまして具体例で申し上げますと,現在燃やせないごみとして収集しておりますデジタルカメラやドライヤーなど家庭での小型家電製品を国の厳格な審査を受けた認定事業者で処理することにより,これまで破棄されていたレアメタルなどの抽出による希少資源の確保や埋立物の減少に伴う最終処分場の延命化に有効なものであるということでございます。  先ほど述べさせていただきました認定事業者につきましては,7月ごろ環境省において第1次の認定事業者が発表が行われると伺っております。  今回の法律への対応に際しましては,市民の皆さんに対し新たな分別といった物理的負担をかけないことを前提とし,合理的,効果的なスキーム,枠組みで全体設計し,本年度中に本市に見合った形での取り組みを開始したいと考えております。  最後に,廃棄物対策課の抱負としまして,平成25年度の廃棄物対策課におけるスローガンと行動指針を定めております。当たり前のことと思われるかもわかりませんが,原点回帰,現場重視で取り組んでいきたいと考えております。廃棄物行政の推進がよりよいまちづくりの一環であると認識するとともに,毎週月曜と金曜就業前に実施しております課員全員での朝礼を通じて意思疎通,チームワークを図り,平成25年度を乗り切っていきたいと考えております。これから1年間,どうぞよろしくお願いいたします。  以上をもちまして,廃棄物対策課に関します概要説明等を終わらせていただきます。 ○板倉委員長  次,お願いします。  開発整備課長。 ○匹田開発整備課長  続きまして,開発整備課の概要及び主要事業につきまして御説明させていただきます。  4-1ページをごらんください。  1の職員数につきましては,管理計画グループ,建設グループ,業務指導グループの3グループで15人の職員で業務を行っております。  続きまして事務分掌でございますが,ここに記載させていただいたとおりでございます。  一番下の3には,開発整備課でPFI事業として維持管理運営を行っておりますリサイクルセンターの施設の概要を記載させていただいております。  4-2ページをごらんください。  ここからが開発整備課が行っております主要事業についての資料でございます。  まず,4の鈴鹿市不燃物リサイクルセンター2期事業のうち,(1)の鈴鹿市不燃物リサイクルセンターの設置及び運営状況についてでございますが,前段にはPFI事業として2期事業を実施するに至った経緯を,そして後段には新リサイクルセンター施設の設置状況と施設の維持管理運営業務について記載させていただきました。  1期事業で,平成5年4月に稼働しました旧リサイクルセンターの各処理施設が老朽化し,またプラスチック製容器包装のリサイクルを促進するため,新たに容器包装プラスチック処理施設の整備も必要になりました。さらに,不燃ごみの処分先であります最終処分場につきましても,容量が少なくなり新たな処分場の建設も必要となりましたことから,2期事業として,平成20年3月よりPFI手法により4-3ページの(2)事業概要に記載させていただいております7社で構成された鈴鹿エコセンター株式会社に施設の設計,建設から維持管理運営まで一貫して委託しているところでございます。  平成22年4月から容器包装プラスチック処理施設が稼働し,翌年,平成23年4月から新しい不燃粗大ごみ処理施設を含めた新リサイクルセンターが全面的に本格稼働を開始しました。市といたしましては,PFI事業者の運営業務が適切に実施されているかどうかを業務指導グループにより日々現場において指導監督し,市の要求しているサービス水準が適切に確保されているか,確認するためのモニタリングを実施いたしまして,PFI事業者の健全な運営の確保に努めているところでございます。  続きまして中段には,2期事業で整備しました新リサイクルセンターのごみの種類別の1日当たり5時間稼働した場合の処理能力を記載してあります。  その下(3)の最終処分場の設置についてでございます。  1期事業で設置しました現在の処分場は約92%まで埋め立てが進んでまいりましたので,最終処分場につきましても,PFI事業で現在の最終処分場の西側に隣接して平成24年度から新最終処分場の建設工事を進めておりまして,今年度末,平成26年3月の完成を予定しているところでございます。最終処分場の建設工事につきましても,建設グループ,業務指導グループにて,市の要求水準を満たした良好な施設を限られた期間で効率よく安全に,また周辺への工事による支障を来さないようモニタリングを行っております。  次の4-4ページをごらんください。  5の施設関連整備でございますが,整備を実施する不燃物リサイクルセンター周辺地域と清掃センター周辺地域への考え方を記載してございます。  清掃行政を円滑に進めるためには,廃棄物処理施設周辺地域の自治会及び住民の方々の理解と協力が不可欠であり,そのために道路改良,舗装,水路改修等の整備を関係各課と連携して行い,廃棄物処理施設周辺地域の住環境を良好な状態にすることにより,周辺住民の方々との良好な信頼関係を継続していきたいと考えておりますので,御理解を賜りますようよろしくお願いします。  最後に,4-5・4-6ページをごらんください。  平成24年度における新リサイクルセンターへ持ち込まれた不燃・粗大ごみ等の車両台数及び重量での集計表でございまして,月別の内訳と23年度との比較を記載してあります。  簡単ですが,開発整備課からの説明は以上でございます。 ○板倉委員長  清掃センター所長。 ○匹田清掃センター所長  続きまして,清掃センターの概要につきまして御説明させていただきます。  まず,5-1ページをお開きください。  1の職員数は職員数一覧表のとおり,所長並びに管理グループと業務グループとで,私を含めまして総計18名でございます。詳細につきましては職員一覧表に記載のとおりでございますので,ごらんいただきたいと思います。  次に2の事務分掌は,事務分掌一覧表に記載されておりますとおりでございます。後ほど御確認いただきたいと思います。  続きまして,3の清掃施設の概要は,同じく清掃施設概要一覧表に記載してございます。所在地,敷地面積,処理能力等でございます。後ほどまた御確認いただきたいと思います。  続きまして5-4ページ,ごみ搬入等集計表につきまして,表の中央の段の下のほうをごらんいただきたいと思います。  平成23年度と平成24年度のごみ搬入量の比較をいたしますと,平成23年度は5万9,248.77トンに対しまして平成24年度は6万655.34トンであります。平成23年度と比較しまして1,407.57トンの増加となっております。率にしまして2.4%増という結果になっております。その他の項目につきましては,後ほど集計表を詳しくごらんいただきたいと思います。  続きまして,資料には記載してございませんが,主要事業について御説明させていただきます。  清掃センターの1号・2号・3号焼却炉のうち,通常90トン2炉のローテーションでごみ焼却により発生した熱エネルギーをボイラー設備とタービン発電機にて電気に変換して電力会社に売却しております。また,燃やせるごみの焼却に必要な薬剤,消耗品,焼却炉用交換部品の補充を初め,施設を安全かつ適切に維持することに努めるとともに,ごみを焼却することにより発生する窒素酸化物,硫黄酸化物,ダイオキシン類,浮遊粒子等の定期的な排出ガスの測定並びに周辺環境に与えている状況等の測定を行いながら,安全・安心を最優先に焼却しておりますので,よろしく御理解を賜りたいと思います。以上でございます。 ○板倉委員長  次,お願いします。  クリーンセンター所長。 ○廣田クリーンセンター所長  続きまして,クリーンセンターの事業概要につきまして説明をさせていただきます。  6-1ページをお開きください。  1の職員数でございますが,所長並びに管理グループで構成されています。事務職員が2名,技術職員は所長を含め5名,技能職員4名,臨時職員1名,計12名であります。  次に2の事務分掌でございますが,主に,し尿及び浄化槽汚泥の処理でございます。  続きまして,3の施設概要でございますが,ここに記載させていただきましたとおりでございます。し尿及び浄化槽汚泥を活性汚泥による標準脱窒素処理と高度処理によりまして,1日当たり270キロリットルを処理できる施設でございます。施設としまして,投入工程からオゾン酸化処理までは日量135キロリットルを処理できる施設がA,Bの2系統に分かれておりまして,平成24年度からはそのうちのB系統を使って処理をしております。業務開始は昭和63年9月でございます。運転管理は直営で行っております。  次は6-2ページになります。  平成24年度業務実績集計表でございます。  まず,クリーンセンターへの搬入量は,し尿が委託分を合わせて約9,505キロリットル,浄化槽汚泥は単独,合併,農業集落排水処理施設の汚泥を合わせて約4万5,039キロリットル,合計5万4,544キロリットルの搬入がありました。し尿と浄化槽汚泥の搬入割合は,し尿17.4%,浄化槽汚泥82.6%でした。1日当たりの搬入量は199キロリットルになります。また,1日当たりの処理量は149キロリットルになります。  次に,クリーンセンターからの排出量を見てみますと,脱水汚泥は3,271トンでした。排出先は主に清掃センターでございます。また,放流水量は月平均値で1万7,992立方メートル,日量にしますと約600立方メートルになります。放流水は排水基準値を大幅に下回るきれいな水を放流しております。  以上,クリーンセンターの説明を終わらせていただきます。 ○板倉委員長  ありがとうございました。  それでは,環境部の説明は終わりましたので,御質疑に入りたいと思うんですが,済みません,前半のちょっと委員長の時間配分がとても下手だったので時間を押しているのですが,おおむね今15分ですので,15分から20分ぐらいの間での質疑をお願いをいたします。30分から35分ぐらいの間に御質疑を終わらせていただければ,済みません,御協力よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。  大西委員。 ○大西委員  聞き間違ったかもわかりませんけれども,2-4ですね,環境保全事業。騒音規制法のところで市の条例をつくっていくというお話をされたと思うんですけれども,間違いありませんか。 ○板倉委員長  環境政策課長。 ○尾﨑参事兼環境政策課長  市の条例をつくっていこうということを検討いたしております。 ○板倉委員長  大西委員。 ○大西委員  非常にありがたいことで,いいことですよね。ぜひやっていっていただきたいと思うんですが,昨年に私この質問させていただいたんですよね,迷惑防止の件で,花火やら解体やらいろいろね,ふんやら。そのときは県の条例があるからいいんですと,いや私は市で条例をつくるべきやというお話をすり合わせのときも話させてもらったんですけれども,どういった心境の変化でやるようになったんですか。やっていただくことはいいことなんですけども,昨年の質問のすり合わせから余り期間がたってないので,どうなのかなというふうに思うだけですけど。 ○板倉委員長  環境政策課長。 ○尾﨑参事兼環境政策課長  犬のふん害とか騒音とかそういう話ですと,県の条例があるので,県の条例が包括してもらえるというふうに考えてはおりました。ただ,昨年,先ほど申し上げました段ボールの堆積にちょっともう手をやいておりまして,こちらの言うこともなかなか理解していただけないような状態ですので,こうなってきますと,県の条例ではそういう福祉的な部分を含めた条例ではございませんので,そういう福祉のほうの部分も含めていろんな広範囲にわたって,ですからマナーのことも含めまして,騒音も含めましての市でそういうのをつくらないと,この段ボールの案件がなかなか進まないのではないかというふうなことで検討してみようということになりました。 ○板倉委員長  大西委員。 ○大西委員  よろしくお願いしたいと思うんですけれども,1点だけ申し述べさせていただきますなら,罰則規定,ただ条例があるからいかんので注意だけで終わるのであれば,それでよろしいんですけれども,今のようなお話,段ボールの件の話ですと,注意ぐらいでは済まんのやないかなと思うんですね。そこで,罰則規定は考えられておるのかどうか,お聞きいたします。 ○板倉委員長  環境部長。 ○永戸環境部長  先ほどの環境政策課長の答弁に補足するような形で若干細かいところまでというか御説明させていただきたいと思うんですが,実は自民党において,そういう空き家対策推進議連やったかな,何とかそういうなんが設立されておる中で,今先ほどこちらが説明させていただいたもの以外に,現在日本の中の統計でいくと8軒に1軒ぐらい空き家が出てきておるというふうな状況になりつつあるようです。鈴鹿市内にそれが当てはまるかどうかはまた別の話なんですけれども,そういう中で高齢社会が着実に進展していく中で,鈴鹿市内の中でも相続放棄というか,もう相続者がいないとかいう事例が散見されるようになってきました。それについて今の民法上とか憲法も含めてなんですけれども,非常にクリアできない,ごちゃまぜになっとるというか,整理されていないところですので,国への要望等でも上げておるところなんですけれども,そういうものを先ほど言わせていただいたマナーだけではなくて,そういうのも含めてクリア,条例単体の市条例だけではクリアはできないんですが,それはまた憲法の中でそういう財産云々がありますので,ただそこら辺のことについて先ほど委員がおっしゃられた権利をそういう束縛するようなもの,足立区とかそこら辺のところでもそういうのがありますし,ただ,それがどこまで法律的に憲法的に許されるかというのまで考慮した上で取り組んでいくというので,物すごくちょっと難しい作業が今から控えておりますので,ぜひとも御協力をよろしくお願いいたします。 ○板倉委員長  大西委員。 ○大西委員  大変でしょうけど頑張ってやってっていただきたいと思うんですけれども,この中で騒音とかね,騒音規制法のところで今話をされとるんですけども,空き家,空き地の草刈りとかね,環境ですからそういったもので,いつも何とかというこの外国のセイタカアワダチでしたか,ああいうのでいろいろ苦情が来ますので,それを携わっていただいているんで,空き地,空き家,空き家は危険ですね,古いもんですから,空き地はセイタカアワダチとか,それとふん害とか花火とか騒音,これ全て含めたようなね,騒音だけつくるんやなくて,市民生活に問題があるものを合算して環境として条例をつくっていっていただきたいと思うんですけれどもね,そのようにお願いをしておきます。以上です。 ○板倉委員長  水谷委員。 ○水谷委員  簡単に答えていただいて結構ですので,2-13の市の斎苑のことで,以前からいろいろとお邪魔して話も聞かせてもらっとんですけども,平成30年に今度増改築という計画で進めておるということ,考えておるということなんですけどもね,あそこにはお通夜はできないからお葬式ができないということで,年に1回か2回ぐらいしか使われておらんということなんですけども,それはそれとして,平成30年ということは,当然こういう施設については地元との合意,話し合いというのが一番大切だと思うんですけども,30年にやるということになると,いつぐらいからこの話し合いというか計画というか,もう動き出すのかですね,その辺がもし計画的なものがわかれば少し教えていただきたいのが1点と,もう一つ,レインボーヒルズ計画というのがずっと昔からあって,昔カラー刷りのきれいなパンフレットを見た覚えがあるんですけども,ここに推進と書いてありますもんで,そのレインボーヒルズ計画が推進,ことしはそのレインボーヒルズ計画の名のもとに推進する何か計画があるのかというのもお聞かせ願えますか。 ○板倉委員長  環境政策課長,2点について。 ○尾﨑参事兼環境政策課長  1点,斎苑のほうを私のほうからお答えさせていただきます。  斎苑のほうの改築の計画でございますけれども,次の改築がいつものこの大改修は10年から15年の間で改修していくというのでいきますと,30年であろうと,30年ごろというふうに計画はしております。ただ,うちは清掃センターの改築も,それからクリーンのほうの改築もしていかなければならないという計画もございますので,それが済んでというふうな話になりますと,ちょっとかなり経費のこともありますと先になってしまいますので,PFIの手法で,建てるのから運営から何もかもPFIの手法でというのも視野に入れまして,市独自でやるという考えもありますけれども,PFIの手法というのも一つの選択肢として考えてまいりたいと思います。  ですので,まだどこにとかそういうふうな話もまだ何も決まってはおりません。ですから,地元のほうにもまだ何もお話もさせてもいただいておりません。ただ,PFIでやるとどうなるのだというふうなことも含めて,今年度からそのあたりからまず手をつけてまいりたいと思っております。 ○板倉委員長  開発整備課長。 ○匹田開発整備課長  済みません,レインボーヒルズ計画の具体的なということで今考えておりますのが,レインボーヒルズ計画の構想の中に高岡のほうに高岡采女線という直角のカーブをしておる道路があります。それと北勢バイパスという国道が新しく四日市からつながってくるんですけど,その主要な道路,本当のメーンの道路の構想の一つであります北勢バイパスと高岡采女線を結ぶ道路というのが北勢バイパスを以前にも国のほう,県のほうにも要望しておるんですが,早く着手していただきたいということと,うちのほうも乗り入れの関係で具体的に計画を立てていって,国のほうとうちのほうの計画との整合を図れるようにということで今準備を進めておるところでございます。 ○板倉委員長  森委員。 ○森(し)委員  水谷さんの関連で,先ほどの斎苑の事業の件で説明種々いただきまして,将来的にはPFIという中で1点だけちょっとお願いというか,そういうのを含めて検討事項でお願いしたいと思うんですけど,今は民間でいろいろそういう斎苑をやっているところがたくさんございますけれども,やはりひとり暮らしの方とかさまざま費用がたくさんかかった,本当に大変だというお声もたくさんお聞きしますので,やはり両方できる,本当に先ほどの水谷さんのあれじゃないですけれども,両方できる事業計画の中にそういうものを含めて,PFIになるかどうかというのは今後の課題ですけれども,その辺を入れて構想としてぜひ考えていっていただきたいと思いますので,その点よろしくお願いいたします。 ○板倉委員長  環境政策課長。 ○尾﨑参事兼環境政策課長  お通夜もお葬式もできるという意味でございましょうか。はい,わかりました。そこも考えて検討してまいります。 ○板倉委員長  ほかの方はどうですか。
     森川委員。 ○森川委員  森川です。  2-3で合併浄化槽の件なんですが,本年度は前年度と同等の補助をして来年度は廃止するかどうかを考えるということだったんですけどね,今の現状からいって下水道の進捗状況等々を見ると,やっぱり大変終わりまで来るのに大変な状況がありますので,水質汚濁を防ぐという環境部の大きな目的に照らすと,やっぱりこれは廃止するという方向での検討はすべきではないのではないかというふうに,継続を前提でどうすればいいのかという検討をしていくべきではないかと思うんですが,そのあたりについては皆さんのお考えはどうですか。 ○板倉委員長  環境部長。 ○永戸環境部長  おっしゃってみえるように,私どものほうも県が勝手に自分ところの都合でやめようとしておるというのと,それから国においては,御存じかと思うんですが,昨年度の国会で浄化槽法の一部改正というようなものが動きがあって,今国の債務等の関係か何かで,インフラについての考え方が非常に表向きにはそういう長期的な整備をするというようなことになってはおるんですが,いわゆるこの公共下水とか汚水処理に関しては若干不透明な部分が,若干というか,もうすごく不透明な部分がありますので,今回私どもが国への要望の中でもそれを明確にしてくださいねというふうな要望も出させていただくように今準備しています。  おっしゃっていただいておるように,これ私どもがやめようとしてるんじゃなくて,県が勝手にやめて,その県の分をこっちが尻を拭くかどうかというようなところまで考えておる中で,県内のほかのところを見ておってもいろんな動きがありますので,そこら辺,県の尻をたたくような形でもやれないかなというふうには考えてはおりますけれども,県が3分の1のやつをもうやめたとなったときに,その3分の1のやつを市が3分の2を拭くかどうかということは非常な財政的なものが出てきますので,私どもが市がやめるとか言うのやったらわかるんですが,県が勝手にやめて,その裏負担の部分の国のほうまで減っていくという非常に憤りを感じておるというのが実情ですので,きょうのところはその辺のところで御勘弁を願いたいなと思っております。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  ごみの減量なんですけどね,一般市民向けには(1)で書いてある減量等推進員設置というふうになってるんですけれども,実際ごみ減らせと声かけてるわけではないというふうに認識しておるんですけれどね,その辺のごみ減量についてのどういうふうなPRをされていらっしゃるのかですね。  ごみは,例えば燃やせるごみは24年はふえたということなんですけど,これは例の台風のせいですか,ということはあったんでしょうが,それ以前は減ってたということなんですかね,その辺もちょっと御説明いただけますか。 ○板倉委員長  廃棄物対策課長。 ○砂原廃棄物対策課長  まず,昨年はふえたのは要因の一つとして台風17号によるというのが,わらであるとか,直接的な家屋被害だけではなくそういった副次的なものも含めてという意味で,その分が要因の一つでふえたのであろうと一つは考えております。  ごみの減量に関するPRといった点につきましては,基本的に分別をしていただければ,それがごみというカテゴリーの中から資源になるものと本当の最終処分場もしくは清掃センターで燃やされるものとに分かれて,ただうちの総量の考え方が一緒になっておるので若干わかりにくいかとは思うんですが,私どものPRとしては,先ほど言いました4R運動でのPRもあるんですが,極力その出されたものに対しての資源化を図ろうとしていこうと,本当の廃棄物と言われるものを少なくしていこうというそういった考え方を持っております。ですので,家庭から排出されるごみそのものが全体的にふえた減ったということでは一概には言えないと思っております。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  そうすると,分別すること自体が減量になってるということで,そうすると,燃やせるごみ自体は減らそうという努力は現状のところ余りしてないというか,それでこれ一つで,僕はほかの自治体で聞いたのは,生ごみを例えば絞ると,それが例えばいろんな経費の削減になるんだとかね,そういうことを進めてる自治体もあるみたいなんですよね。そういうことは何か検討されたことはありますか。 ○板倉委員長  廃棄物対策課長。 ○砂原廃棄物対策課長  今の鈴木委員のほうからおっしゃられました生ごみに関しての情報というのは私は認知しておりません。したがいまして,またそういった新しい取り組みなども,違った角度からの取り組みというのも必要かと思いますので,また今年度いろいろ勉強させてもらいながら,そういった先進事例を勉強させていただきたいと思っております。 ○板倉委員長  ありがとうございました。ではよろしいでしょうか。  それでは,環境部の皆さんありがとうございました。御苦労さまでした。おくれて申しわけございませんでした。  それでは,ここで環境部の所管分の質疑を終了いたします。  執行部の入れかえをしますので,45分まで休憩をさせていただきます。その間に済みません,委員の方はちょっとスケジュール表を持って入っていただきたいと思います。              午後 3時34分休憩         -------------------------------------------              午後 3時45分再開 ○板倉委員長  それでは,休憩時間前,ちょっと皆さん御協力いただきましてありがとうございます。お待たせしまして済みません。  それでは,休憩前に引き続き委員会を開きます。  教育委員会に移ります。  なお,発言の際は委員長の許可を得てからマイクのスイッチを入れ,役職,氏名を言ってから御発言いただきますようお願いをいたします。  それでは,教育長,お願いいたします。  教育長。 ○長谷川教育長  教育委員会事務局でございます。説明を丁寧にさせていただこうと思っておりますので,よろしくお願いします。  教育委員会事務局としましては,本年度,いつものとおり鈴鹿市教育振興基本計画,これに基づく平成25年度のアクションプランを教育委員会でも協議いただいて,その上で作成をしておりますので,それを着実に進めていきたいと考えております。  まず自己紹介をさせていただきまして,その後,資料に沿って教育総務課長のほうから一括して説明をさせていただきますので,よろしくお願いします。  それでは,自己紹介に入らせていただきます。改めまして,教育長の長谷川です。よろしくお願いします。 ○板倉委員長  そのほかの皆さん,自席でお座りになってで結構ですので。暑いでしょう,立ったり座ったりすると。じゃあどうぞ,お座りになって結構ですので。 ○藏城教育次長  ありがとうございます。教育次長の藏城でございます。よろしくお願いいたします。 ○小河教育委員会参事  参事の小河でございます。よろしくお願いいたします。 ○冨田参事兼教育総務課長  参事兼教育総務課長の冨田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○片岡教育総務課副参事  教育総務課副参事兼総務グループリーダーの片岡でございます。よろしくお願いいたします。 ○棚瀨教育総務課副参事  同じく教育総務課副参事兼学校施設グループリーダーの棚瀨研一でございます。よろしくお願いいたします。 ○森本学校教育課長  学校教育課長,森本でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○伊藤学校教育課副参事  学校教育課副参事の伊藤でございます。よろしくお願いいたします。 ○山田学校教育課副参事  同じく学校教育課副参事兼学事グループリーダーの山田でございます。よろしくお願いいたします。 ○善福学校教育課主幹  同じく学校教育課保健給食グループリーダーの善福です。よろしくお願いいたします。 ○鈴木指導課長  指導課長の鈴木でございます。よろしくお願いいたします。 ○清水指導課副参事  指導課副参事兼グループリーダーの清水でございます。よろしくお願いします。 ○木村青少年課長  青少年課長の木村でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○神原青少年課副参事  同じく青少年課副参事の神原由明です。よろしくお願いします。 ○篠原人権教育課長  人権教育課長,篠原でございます。よろしくお願いいたします。 ○井土人権教育課副参事  同じく人権教育課副参事,井土でございます。よろしくお願いいたします。 ○髙藤教育研究所長  教育研究所所長の髙藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○田中教育研究所主幹  教育研究所主幹,田中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○板倉委員長  教育総務課長。 ○冨田参事兼教育総務課長  それでは,お手元に配付をさせていただいております資料に基づきまして説明を申し上げます。  まず資料の1ページでございますが,本日の出席者名簿でございます。ただいま御挨拶申し上げましたように18名が出席しております。よろしくお願い申し上げます。  続きまして,2ページでございます。教育委員会事務局の組織図でございます。  教育委員会事務局は五つの課と教育研究所の六つの所属で構成されております。組織図の順に,教育総務課には総務グループと学校施設グループを置いております。次に学校教育課ですが,学事グループ,教職員グループ,保健給食グループと幼稚園が23園,小学校30校,中学校10校,鈴鹿市学校給食センターが組織されております。次に指導課ですが,指導グループを置いております。次に青少年課,人権教育課及び教育研究所ですが,これら三つの所属は全てスタッフ制をしいております。また,人権教育課には人権教育センターと一ノ宮教育集会所,玉垣教育集会所が組織されております。  続きまして3ページでございますが,市費の正規職員数でございます。  まず事務職でございますが,一番下の合計欄をごらんいただきたいと思います。事務職は全部で43人でございます。そのうち23人が教員,2人が再任用でございます。次に,技術職は合計8人で,そのうち1人が教員でございます。次に,幼稚園教諭は43人でございます。次の労務職員は,小・中学校の用務員と小学校及び学校給食センターで給食調理にかかわる者ですが,全部で70人,うち再任用が7人でございます。合わせまして164人の職員が在籍しております。こちらには一番下の注意書きにございますように,県費職員,嘱託職員,それから臨時職員は含んでおりません。  続きまして,4ページをごらんいただきたいと思います。  各所属の事務分掌でございます。  事務分掌につきましては,特に今年度は教育委員会の権限に属する事務の一部につきまして,保健福祉部子育て支援課子ども家庭支援室へ補助執行により業務移管を行った関係から,教育研究所,指導課,人権教育課の分掌事務の見直しを図っております。時間の関係上,主な事務分掌につきまして説明申し上げます。  まず教育総務課でございますが,1番,教育委員会の会議に関すること,4番,教育委員会所管職員の給与,勤務条件及び福利厚生に関すること,7番,私立学校の補助金(就園奨励費を除く。)に関すること,少し飛びますが14番,学校等の施設及び設備の維持管理並びに改築に関すること,19番,学校給食センターの施設の建設(厨房機器等の選定に関する事務を除く。)に関すること等でございます。  続きまして,学校教育課でございますが,1番,児童,生徒及び幼児の就学等に関すること,6番,通学区に関すること,7番,就学援助並びに就園及び就学奨励に関すること,9番,県費負担教職員の定数,人事及び服務に関すること,続きまして5ページに移っていただきまして,11番,学校等の管理及び運営に関すること,少し飛びまして17番,学校等の給食に関すること,18番,ランチサービスに関すること,19番,学校給食センターに関すること(教育総務課及び学校給食センターが分掌する事務を除く。),20番,幼稚園の再編整備に関すること,22番,通学路に関すること等でございます。  学校給食センター分掌事務は記載のとおりでございます。  続きまして,指導課でございます。1番,教育課程及び学習指導に関すること,4番,学力向上に関すること,5番,体力向上に関すること,11番,進路指導に関すること,12番,部活動振興に関すること,13番,特別支援教育及び特別支援教育振興会との連絡調整に関すること,14番,幼児教育の指導に関すること等でございます。ここで,13番の特別支援教育に関することにつきましては,先ほど申し上げました分掌事務の見直しにより,教育研究所から事務を移管しております。  続きまして,6ページをごらんください。  青少年課でございますが,1番,街頭補導及び安全安心パトロールに関すること,4番,生徒指導に関すること,6番,青少年対策推進本部の運営に関すること,7番,学校運営協議会に関すること等が主な業務でございます。  続きまして,人権教育課でございますが,1番,学校教育における人権・同和教育及び多文化共生教育に関すること,2番,社会教育における人権・同和教育に関すること,4番,児童及び生徒の不登校対策に関すること等でございます。ここで,4番の不登校対策に関することにつきましても,先ほど申し上げました分掌事務の見直しにより,教育研究所から事務を移管しております。  次に人権教育センターでございますが,これは記載のとおりでございます。  次に教育研究所でございますが,1番,教育に係る調査及び研究に関すること,2番,教育職員等の研修に関すること(指導課が分掌する事務を除く。)等が主な分掌事務でございまして,今年度から教育研究や教職員の研修に軸足を置いた分掌事務に変更しております。  続きまして,資料の7ページをごらんいただきたいと思います。  これは鈴鹿市教育振興基本計画のダイジェスト版の写しでございます。本計画につきましては,平成18年の教育基本法の改正に伴いまして努力義務化されたことにより,本市におきましても教育振興基本計画を作成したものでございます。この教育振興基本計画は,平成23年度を始まりの始期とし,10年間を見据えた本市における教育の目指すべき方向を明示するとともに,平成27年度までの5年間に取り組む施策を示すものでございます。  右ページの右側でございますが,この教育振興基本計画の骨子になってございます。大きく三つの方向が定められておりまして,一番上の枠に基本的方向Ⅰ「子どもたちの『生きる力』を育みます」,その次が基本的方向Ⅱ「家庭・学校(園)・地域の連携を促進します」,それから基本的方向Ⅲ「教育に関わる環境や条件の整備を進めます」という構成になっております。この三つの基本的方向の中に,それぞれ複数の施策の方向を位置づけておりまして,例えば基本的方向Ⅰにおきましては,1番の「少人数教育を充実し,自ら学ぶ力を育みます」から16番まで,16の施策の方向を示しています。そしてそれぞれの施策の方向の下には三つから四つの施策の内容がぶら下がっておりますが,このダイジェスト版ではそこまでは記載しておりませんので御了承いただきたいと存じます。  実際の教育振興基本計画におきましては,16の施策の方向に対しまして54のさらに具体的な施策の内容がぶら下がってございます。同様に基本的方向Ⅱでございますが,三つの施策の方向に対しまして九つの施策の内容がぶら下がっております。基本的方向Ⅲには,四つの施策の方向に対しまして12の施策の内容がぶら下がっております。以上が教育振興基本計画の骨子ということでございます。  続きまして,8ページをごらんいただきたいと存じます。  これも同じく教育振興基本計画のダイジェスト版ですが,真ん中に大きく鈴鹿五策と書かせていただいてございます。この部分を読ませていただきます。「これから大切にしていきたい鈴鹿ならではの5つの教育施策を『鈴鹿五策』とし,重点的に推進していきます。」ということでございます。  周りを大きく五つの枠で取り囲んでおりますが,順番に一番上から「家庭・学校・地域が主体的に協働する地域ぐるみの教育の推進」,時計回りに右側に行っていただきまして,二つ目が「ものづくりを基盤として,夢を育むキャリア教育の推進」,三つ目が「途切れのない支援をめざした特別支援教育の推進」,四つ目が「多文化共生のまちづくりにつながる外国人児童生徒教育の推進」,最後五つ目が「一人一人を大切にし,学ぶ意欲とわかる喜びを高める少人数教育の推進」となっておりまして,これを鈴鹿五策と位置づけております。  続きまして,9ページをごらんいただきたいと存じます。  これは平成25年度の当年度のアクションプランでございます。アクションプランといいますのは,単年度におきまして特に重点を置いて推進したい取り組みについて掲載しているものでございまして,枠組みは教育振興基本計画に沿っております。主な取り組みとして,鈴鹿五策に掲げているものについて抜粋して御説明をいたします。  まず,真ん中のローマ数字のⅠ「子どもたちの『生きる力』を育みます」の中の1-i,左から2列目になります。確かな学力の育成の1番,少人数教育を充実し,自ら学ぶ力を育みますの部分に鈴鹿五策と記載してございます。ここでは,全国学力・学習状況調査による学力の状況把握とそれに基づく授業改善等三つの取り組みを掲げております。全国学力・学習状況調査は,今年度は国により全小・中学校で調査を実施いたしております。また,これらの取り組みの成果をはかる指標として,記載のとおり二つの指標を設定しております。同様に,鈴鹿五策につきまして,該当する施策の方向の最後に鈴鹿五策と記載しておりますが,今の1番の少人数教育を充実し,自ら学ぶ力を育みますの下の2番,キャリア教育,その三つ下の10番,多文化共生の教育,その下の11番,特別支援教育,それから左端の列の上から二つ目ですね,2番,学校を支えるネットワークづくりが該当しておりまして,それぞれ今年度に力を入れて取り組む内容と目標値を設定しており,内容はごらんのとおりでございます。また,一昨年に発生いたしました東日本大震災を受け,教育振興基本計画には位置づけておりませんが,特別推進項目といたしまして,平成24年度に引き続き安全教育及び環境教育の推進を位置づけて取り組んでいるところでございます。アクションプランについては以上でございます。  次に,10ページの平成25年度の鈴鹿市教育費予算をごらんいただきたいと思います。  本年度の教育費予算は71億4,666万4,000円でございます。対前年比が14億7,875万7,000円,26.1%の増額となっております。主な増額の要因でございますが,ソフト面では学力向上のための各種新規事業の計上を行ったことと,ハード面では平田野中学校の本体建設工事費,屋内運動場のつり天井改修,栄小学校の屋内運動場及びプールの増改築,第二学校給食センターの建設事業の本格着手等によるものでございます。なお,この教育費予算のうち8億5,451万4,000円,12%と2,309万7,000円はそれぞれ文化振興部,それから保健福祉部所管の予算となっております。教育費としてともに計上されておりますので,よろしくお願いいたします。  次に,11ページ以降をごらんいただきたいと思います。  平成25年度の主要事務事業でございます。これも数多くございますので,予算額1,000万円以上の事業について説明を申し上げます。  まず,12ページの一番上ですね,外国人児童生徒サポート事業でございますが,これは多文化共生教育の推進のため,外国人児童・生徒の就学支援,適応指導,日本語教育支援等に係る経費でございます。  次に,二つ下の学びサポート環境づくり事業費でございますが,これは少人数授業のための非常勤講師の配置や特別な支援を要する子供への支援員の配置等に係る経費でございまして,幼稚園及び小・中学校分を合わせて記載しております。  次に,その下の小学校施設整備費,栄小学校でございますが,平成25年度から平成28年度までの事業期間で屋内運動場及びプールの増改築事業を行うものでございますが,今年度は設計・測量調査業務委託分として計上してございます。  次に13ページに移りまして,小学校施設整備費,つり天井改修でございますが,平成25年度につきましては,国府,長太及び郡山小学校の屋内運動場の改修を予定いたしております。  一番下の中学校施設整備費,平田野中学校でございますが,昨年の12月市議会定例会におきまして,建築工事等の契約に係る幾つかの議案を御承認いただき,現在工事を進めておりまして,今年度は平成26年8月の竣工に向けて引き続き工事を着実に進めるとともに,外構工事などについても着手してまいりたいと考えており,これらに必要な予算を計上してございます。  次に14ページに移りまして,中学校施設整備費,つり天井改修でございますが,平成25年度については白子中学校屋内運動場の改修を予定しているとともに,千代崎中学校の改修設計を行ってまいります。なお,つり天井に関しましては,今年度中学校で改修工事を予定している白子中学校と先ほど説明いたしました小学校3校の改修工事予定校の合計4校について,平成24年度に,昨年度に改修設計を行い,今年度工事に着手する予定でございました。しかし,当初昨年の12月ごろまでには新しい国の設計基準が明示されるとのことでしたが,これがいまだに明示されていないことから,平成24年度の設計委託料を平成25年度に繰り越しており,現状では設計が進んでおりません。よって,国の動向を見ながら,設計基準が明示されましたら速やかに設計に取りかかり,設計が完了次第,工事に着手したいと考えております。  最後に,15ページ一番下の第二学校給食センター等施設整備費でございますが,これは鈴鹿市第二学校給食センターの建設事業に係る経費でございまして,今年度は本体工事に着手する予定でございますので,それに係る建設工事費や受け入れ側の中学校の4校分の改修事業費と5校分の改修設計費等を合わせて記載してございます。  以上が教育委員会の主要事務事業でございます。私からの説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○板倉委員長  ありがとうございました。冨田課長のほうから一括して御説明をいただきました。説明は終わりましたので,質疑に入ります。御質疑があれば,御発言をお願いをいたします。  森川委員。 ○森川委員  施設整備についてというより,各学校における学校内の備品の整理とか整備とかについてちょっと伺いたいんですが,体育館などに設置されている椅子とか,それから図書館の椅子とか,特別教室っぽいところに置かれている椅子は比較的市販の椅子が多いですよね。それが大方何か学校へ伺うときにガムテープで補修してたり中のスポンジがもうむき出しになっているような,服を着ていると服をすってしまうとかそういう何か不備が結構あるんですが,ああいうものは一括してかえるという,そういうサイクル的な計画はどこでも立ててないのか,学校任せなのか,学校の小修繕だけでは追いつかないような気がしているんですけども,そのあたりについての検討はされていないんでしょうか。 ○板倉委員長  教育総務課長。 ○冨田参事兼教育総務課長  私どものほうで,備品の中でも特に固定の机,例えば理科の実験室の机とかあるいは図書館の本棚というのは,修繕の要望が私どものほうに入ってまいりました時点で,ほかとのバランスを考えて修繕のほう回させていただいています。ただ,通常の可動式のものについては学校教育課のほうで御厄介になっておりますが,ほぼ固定のものについては私どもの学校施設のほうでやっておりますけども,森川委員さんが言われたように,耐用年数が来たもので順番にかえておるという状況ではございません。以上でございます。 ○板倉委員長  森川委員。 ○森川委員  耐用年数が来ていても使える部分は多分あるとは思うんですけども,見ていると結構体育館の椅子などは比較的もう寿命が来てるどころか,子供たちが大事にされているという感覚をちょっと持ちにくいほどひどい椅子がいっぱいあるので,そういうものはやっぱり早期に点検して,やっぱり定期的にかえていくという,学校で独自にしなさいと言うのであれば,そこら辺の予算もちゃんとつけていくということが大事ではないかと思うんですけれども,その辺はどう考えていらっしゃいますか。 ○板倉委員長  教育総務課長。
    ○冨田参事兼教育総務課長  新年度になりまして,学校施設グループのほうで各学校をずっと回って改善の要求というのも聞いております。これも聞きがてら,あるいは学校の施設の点検とあわせて,次年度の,当然すぐ急がなければならないのは当該年度でさせていただくとして,まだ次の年度でということでしたら次回の予算に反映させていただきたいというふうに考えています。以上でございます。 ○板倉委員長  いいですか。ほかにございませんか。  薮田委員。 ○薮田委員  ちょっと確認したいんですけど,4ページ,5ページのところで学校教育課のほうで幼稚園の再編整備に関することという項目があるんですけど,これ小学校については今のところ全然検討されてないということなんでしょうか。 ○板倉委員長  学校教育課長。 ○森本学校教育課長  小学校については,検討は現在しておりません。 ○板倉委員長  そのほかございますか。  鈴木委員。 ○鈴木委員  教育研究所なんですけれども,今回仕事の見直しをされて絞り込まれたようなんですが,職員数だとこれ2人ですか,こういう体制でしたっけ,職員数2人でやるということでしたっけ。 ○板倉委員長  教育研究所長。 ○髙藤教育研究所長  所長とそれから主幹が1名ずつおりまして,そのほか長期研修員が2名,それから嘱託職員が1名,それからけやき,さつきの職員が3名おります。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  当面は,じゃあそれでしばらくやっていくということなんですかね。 ○板倉委員長  教育研究所長。 ○髙藤教育研究所長  はい,そうです。 ○板倉委員長  そのほかにございますか。  森委員。 ○森(し)委員  済みません,つり天井の改修の件なんですけど,一般質問等々でいろいろ出てきている中で,先ほどもちょっと説明をいただいたんですけど,24年度計画してたんだけれども国の設計のあれが出てこないのでまたそこに至ってないということだったんですけど,もうちょっと説明お願いできますでしょうか。 ○板倉委員長  教育総務課長。 ○冨田参事兼教育総務課長  技術基準の改正というのが,つり天井についてはいろいろ地震で被害が起こっておる,それから最近ではトンネルの事故がございましたけれども,ああいうことで,つり天井の構造自体を国土交通省が改めようというようなことで,新たな基準をつくってパブリックコメントまではしたということだったんですが,まだ正式な基準というのが出ておりません。ですので,旧の基準のままでつくってしまうと,また新基準に合わないで修理をせなあかんということがありますので,新基準の確定がことしの秋ぐらいと言われてますので,そこまで待つ予定ではおりますが,ただ場合によってはつり天井自体をやめるという考えも出てきています。ただし,つり天井自体をやめますと,つり天井はあれは防音とか,それから温度調整というのもあります。そういう役目が全くなくなって,じゃあむき出しになって配管や何かがむき出しで,子供がボールぶつけて大丈夫かという問題も出てきますので,そちらもあわせて,今そのつり天井自体をどうするかというのを管財営繕課と調整しています。なおかつ,これについては補助のほうもいただくような段取りで考えておりますので,場合によっては設計だけして建築は来年度以降にずれ込むかもわかりません。場合によって,そしてつり天井自体の構造をやめる方向になるかもわかりません。まだちょっとその辺は未定でございます。以上です。 ○板倉委員長  そのほかにございますか。  森川委員。 ○森川委員  青少年課のほうでちょっと伺いたいんですけれども,事務分掌の中に街頭補導とかというのがあるんですけれど,子供たちの街頭補導の実態みたいなものがわかれば少し教えていただけます。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  市内では職員を含めまして約70名ほどの学校教職員,民間補導員にお願いをして,毎月定期的に学校及び公園等補導させていただいています。その中で特に目につくのは,やはり自転車でのヘルメットをかぶらずに自転車で登下校をする生徒への声かけが昨年度は非常に多い状況になっております。あとは公園等で下校後少したまっているとか,そういうようなところへの声かけ等に巡回をしているところでございます。 ○板倉委員長  森川委員。 ○森川委員  以前から時々問題にはしているんですが,子供たちの行く場所をね,ちゃんと居場所をつくるということがとても大事だと思うんです。ここにいたらだめよと言っても,ここしかなければ行ってしまいますので,何というか,児童館みたいな考え方がよその都会などでは,どこでも児童館をちゃんと持っていらっしゃるので,そういう行き場所というのは案外ぱっとつくられていくんですけれども,その行き場所についてのやっぱり発想がないと,何か街頭補導はするけれどイタチごっこみたいなことが行われていくのかなと。  もう一つは,ヘルメットの件は町場の皆さんからも近所の皆さんからも多分声がかかるのではないかと思うんですけれども,中学校の子供たちのそういう交通安全指導みたいなものはどういうふうにしていらっしゃるんでしょうか。そういうちゃんとしたやっぱり指導を定期的にしていくことも大事ではないかと思うんですけれども。 ○板倉委員長  指導課長。 ○鈴木指導課長  中学校の交通指導につきましては,本年度,全ての中学校で外部の方を活用した交通安全教室を実施していただくとともに,あらゆる機会を通じて交通安全指導に努めていただくようにやっていただいております。  ヘルメットの指導につきましては,通学の指導は学校のほうでも随分行っておるようですけど,実態として日ごろ遊んでおるときにヘルメットをかぶるというようなことは,なかなかないというようなことも市民からいただいておりまして,これは課題であるというふうに考えております。 ○板倉委員長  よろしいですか。そのほかございませんか。  大西委員。 ○大西委員  簡単に答弁していただきたいんですけど,5ページの指導課にお尋ねいたしたいと思います。  4番目の学力向上に関することというのが指導課の役割になっておるわけですね。鈴鹿市の生徒も全国平均から比べて随分悪いということで,ここが私は一番大事なところじゃないかなと思っておるんです。ある程度真ん中ぐらいまで行っていただくとかねというようなことを考えておるんですが,基本計画では27年までこの計画に沿ってやられとるのは私はいいと思うんです。だけど途中でね,やっぱりこの学力が低下しとるとかというような状況が起こってるときには,やはり何らかの対策をとらないかんと思うんですね。基本計画は基本計画でいいんですよ。だけども,新たに例えば基本計画が27年度までなら,27年度までのこの3年間どういった学力向上の手当てというかね,そういうものをやっていけばいいのかというようなことをやっぱり詰めやないかんと思うんですよね。この基本計画だけやっとるだけでは私はよくないと思っとるんです。  だから,学力低下が悪いときには何らかの思い切った対応策を考えてみえるのか,平成25年度の新年度はこういった学力向上に向けての対応をやりますとかというようなものが私は今必要ではないかなと思うんです。そこら辺をちょっと指導課に,申しわけないんですが,簡単で結構ですのでお答え願いたいと思います。 ○板倉委員長  指導課長。 ○鈴木指導課長  学力の問題につきましては非常に深刻な状況であるというふうに考えております。教育委員会としては,その改善策として,授業の改善,組織体制づくり,それから指導力向上というのが教育委員会でできるまず三つの重要な柱だというふうに考えております。本年度は特にそこの11ページにも挙げさせていただきましたけど,特徴としまして学校図書館学習・情報センター機能強化支援事業でありますとか確かな学力を育む特色ある学校づくり事業でありますとかこういったことを考えております。  学力の中で現在問題になっておる力が活用力というようなところが特に課題がありまして,その中でも日常の中での知識,技能の活用力,それから問題解決的な思考力,教科横断的な思考力,こういった力が求められております。このような力はもちろん授業の中でもやっていくわけですけど,学校全体で組織的に子供や地域の実態に即して特色のある教育課程を組んでいただいて学校ぐるみで取り組んでいただく必要があることから,こういう特色のある授業づくりで基盤をつくっていただきたいというふうに考えております。  この学力問題に向き合っていくには相当の覚悟が要るというか,学校の決意も要りますので,こういった特色のある学校づくりに今回30校の学校が応募していただきましたけど,そういったところで挑戦する意欲みたいなものを引き出しながら,その成果を市内全体に広めていきながら学力を上げていきたいなというふうに考えております。  あと,上の学校図書館の活用でございますけど,先ほども言いましたように活用力を高めていくというところでは,教科の学習の中で,指導の中には習得,活用,探究といったような指導内容が学習指導要領で示されておりますけど,この活用,探究というところを力を入れていきたいというふうに考えておりまして,図書館で調べ学習をしたりですとか,それから国語の教科書に載っている教科の学習,国語以外もそうですけど教科の学習に関連した読書をしていただきながら,そういった力をつけていきたいというふうに考えて,ことしはこの二つ。それから理科教育も,理科の学力・学習状況調査,平成24年度で理科の課題がございました。実験・観察等で弱いという結果がございましたので,こういったことを活用させていただきながら,理科室の整備,それから実験・観察への指導助言等を行って学力を上げてまいりたいと考えております。以上です。 ○板倉委員長  大西委員。 ○大西委員  本当によろしくお願いしたいと思うんです。  それで,多々やっていただいているのは本当によくわかるんですけれども,本当に思い切った対策もとらないかんのかなという時期に来とるのではなかろうかと。そのときの予算どりなんかでね,やりたい,こういうことがやりたいけども予算がつかないとかというようなことであれば,私はこの委員会に言っていただいて委員会の皆さんに諮っていただくことも私はいいと思うんですよ,所管の委員会ですからね。それで,ともにやっぱり議会も学校側も協力して学力向上を目指すというようなことも私はあっていいと思いますので,また何かありましたら言ってください。以上です。 ○板倉委員長  ほかに。  水谷委員。 ○水谷委員  水谷です。  考え方だけちょっと教えてほしいんですけれども,今の教育委員会の会議を月1回やられてみえますけども,現実その教育委員さんというのは一人一人の方は立派な方で何らどうこうということではないんですけれども,やはりその教育委員会の会議をしたときに出てきたことに対して説明をして二,三質問をして,それで通っていって事業を進めていくというような形なんですけれども,現実全国でもいろんな問題が起こったにしろ,教育委員会の教育長さんは頭下げたりとかそういう場面もよく見たりするんですけれども,やはり教育委員会の教育委員長さんですかね,というところあたりの姿というのはなかなか見えてこないというのがどこでもあり,鈴鹿でもあるのかなというふうに思うんですね。  ですから,今ここでこういうふうな話をしとる中でも,教育委員さんたちがどれほど現場を知ってかかわって,こういう意見を言ったり意見を聞いたりしとるのかなというのが一つ思うところがあるんですけれども,そういう意味で,例えば教育委員会の会議というものが毎月やられておるものを例えばどこかの学校で毎月移動してやられて,例えば運営協議会の方々とそういう懇談会を持った後に会議をするとか,そういう何か現場の声を聞きつつ教育委員会からの説明を受けつつ進めていくというようなことができないのかな,やっているのかなというところを思うんですけど,その辺いかがでしょうかね。 ○板倉委員長  教育総務課長。 ○冨田参事兼教育総務課長  定例会は,やはり議会に上げる前の議案とかそういうので審議していただかないけませんので,これは上げさせていただいておるんですが,それとは別に,議案とは別に報告事項というのがありまして,今こういうような問題がなっとるというようなのを委員さんに報告するのもあります。それからまたそれとは別に,その他事項で毎月テーマを決めまして,例えば前回ですと教員の研修を一つのテーマに絞って,こういうような1年間かかって研修をしますというのを教育委員さんの中でお示しして,そこの中で議論をするというようなのもやっています。これは短期にすぐ生きるというのではなしに,中期的に教育委員さんに理解していただいてアドバイスをいただいて,それを私どもの事業に反映しようというような形で取り組んでいます。  それともう一つは,これはことし新たにちょっとしようかなと思ってるんですが,毎年12月に議会のほうに出させていただいております教育委員会の点検評価というのがございます。これも今までは定例会で毎月の中で議論をしとったんですが,今回はもう少し丁寧にというような形で,定例会とは別に懇談会のようなのを委員さんに定例会とは別の日に出てきていただいて,もう少しフランクに意見を言い合って,そういう点検評価をもう少し実りの多いものにしていきたいというふうに考えていますので,何らかそういう形で私どもも今まではほとんど定例会と臨時会だけでしたんですが,そういう形で懇談会を採用していくなり,あるいは教育委員会のその他の項目の中で月1回テーマを決めて委員の皆さんからも中長期的な意見をいただくというような場をつくってますので,またその辺は充実させていきたいと考えています。以上です。 ○板倉委員長  水谷委員。 ○水谷委員  ありがとうございます。  今言われるように懇談会的に開催していただいて,いろんな問題についてもそういうふうにフラットなところで話し合いをしていっていただきたいなと。それが月に1回出てくるのがあなたの仕事ですよというんじゃなくして,そういうふうなものをやっぱり回数重ねて,やはり意識も同じように持ってていただきたいなというふうに思います。以上です。 ○板倉委員長  ほかにありますか。  森川委員。 ○森川委員  先ほど指導課長の御説明の中で特色あるということがよくおっしゃられていたんですけれども,学力向上に向けての特色あるというのがちょっとイメージとして全然出てこないので,一体何を言っていらっしゃるんだろうというふうに思えるんですね。  もう1点は,図書館を大いに活用するというのはとても大事だと思います。でも,それもただ活用するというだけではなくて,やっぱり各学校に司書がちゃんといて子供たちのそういう活用をサポートできる体制をつくるということは,またそれこそ大事な問題点なんですよね。そういう基本的なところが欠けていてやると言われると,そうかなっていう,多分無理だろうなとかって思いながら伺わなければならないというので,ちょっと教えていただきたいんです。  もう1点は,教育研究所の教員等の研修に関することというところでね,ことしからそういう方向転換をしたところなので,今大きくどうするんだということを伺っても,なかなかまだ見えてこないものがあるかもしれないんですけれども,全体的にどんな構想で教員の資質向上を図ろうとしていらっしゃるのかが全く見えないので,一通り教えていただけます。 ○板倉委員長  指導課長。 ○鈴木指導課長  では,私から前二つのことについてお話をさせていただきます。  先ほども言いましたけど,現在鈴鹿市の児童・生徒の学力の課題というのは,全体的にも課題があるんですけど,特に活用する力,学力テストで言いますと,A問題,B問題がありますけど,B問題のほうに課題が大きいというふうに考えております。その力の中で,日常の中で知識,技能を活用していく力であるとか問題解決的な思考力であるとか教科を横断していくような思考力とかそういったことに課題があります。これは教科の学習だけではなかなかやっていけないところがありまして,学校全体で総合的な学習の時間ですとか,子供や地域の実態に合わせて地域の力も活用させていただきながら学校全体で取り組んでいくということが必要になってまいります。そうしたことを学校で組み立てていっていただくために教育委員会として支援をしていきたいということで,全ての学校でやっていただきたいんですが,その先進的にモデルとしてやっていただける学校を公募しまして,その取り組みを審査をさせていただきまして,成果が期待できるという学校を9校選ばせていただきまして,本年度は教育委員会も支援しながら特色ある学校づくりをして,その推進の中で今求められている学力を高めていきたいということでございます。  これらは特色のあるということで,学校も学力問題を本当に実態と向き合いながら特色のある教育課程を編成されて,学校全体で地域と一緒になって学力を上げていきたいというそういう意欲の向上もこういった事業によって生まれてきたところがありますので,この成果をいろんな学校に広めながら,鈴鹿市全体のそういう特色のある教育課程編成,カリキュラムマネジメントを推進していきたいというふうに考えております。  それから読書のことでございますけど,司書につきましては,予算の関係もありまして,現在巡回の司書でやっております。そういった,委員がおっしゃっていただきますように司書の方の効果というのは非常に高いものがあると思います。教育委員会としましては,司書を十分活用していただくとともに,学校には学校の司書教諭がおりますので,司書教諭の方,それからボランティアの方,そういったことも活用しながら,何とか図書館教育の充実を図っていきたいというふうに考えております。 ○板倉委員長  教育研究所長。 ○髙藤教育研究所長  本年度の研修のシステムのことなんですけれども,まずやはり子供の学力を上げていくためには,子供と向き合う先生の資質の向上というのがやっぱりすごく重要な課題となってきます。特に今現在,若い教師が非常にふえておりますことから,そういった意味でもそういう先生方のレベルの向上というのを上げていくということは,やっぱり教育委員会の大事な使命であると考えております。  そこで,先生方の研修講座というところに着目しまして,特にステージ別の研修ということをことしは設けました。それは何かといいますと,ライフステージ研修ということで,初年度から5年目まで,それから5年目から10年目,それから10年目から20年目とかいったように先生をステージ別に分けまして,ステージによって,やっぱりそれぞれの教師の役割が違います。初年度のほうは,やはり授業力の基礎・基本を身につけるということもありますし,ステージの4になってきますと,やはり学校の中核として組織力の中核として活躍していってもらうということで,それぞれ求められる資質が違いますことから,そういった面でステージ別の研修というのを設けました。  それからもう一つは,それらが大体3年をめどに考えたんですけども,ことし25年で課題が浸透していけば,その次は定着,そして確立していくようなというような研修講座ということで,3年を一つのスパンとして考えました。  それともう1点は,重点課題としまして,今現在求められております教育課題のうちの今年度は特にキャリア教育,それから来年度は食育,再来年度は情報教育といったふうに重要課題を決めまして研修講座を組みました。  もう1点なんですけれども,やっぱり教員が子供に向き合う時間の確保ということもすごく大事なことでありますことから,今まで各課がそれぞればらばらに担当者会というのを設けておりましたんですけれども,それらをもう一度ゼロベースから本当に必要な会議なのかどうかということも考えまして,ゼロベースから見直しを図りました。そしてそこで必要な会議ということを研修講座に位置づけまして,そして担当者の人に集まっていただいて勉強もしていってもらうという,そういった一石二鳥的なことを狙ったそういう専門研修という講座も設けました。このようにして,会議の時間とかそういうのも非常に従来80回ぐらいありました講座も50回ぐらいに減らすことができました。そういうことで,今現在大体15講座が終了したような形になっております。以上です。 ○板倉委員長  森川委員。 ○森川委員  子供たちの活用力を高めるとか知識を知識として入れ込むだけの暗記形式ではなくて,それを自分の生活にどう取り込んでいくかということを多分そのようにおっしゃっているんだと思うんですけれども,そういうことを本当に養っていこうと思ったら,もっと想像力が働くようなやっぱり教育というのがとても大事になると思うんです。  鈴鹿市は,私はもうずっと議員になってからたんびに言い続けてますけれども,文化予算がほとんど学校に配備されていないんですね。観劇とか音楽とか,そういう10年に一遍ぐらいしか回ってこないような予算措置ではだめじゃないかと常々言わせていただいてるんですけれども,そういうところのやっぱり基本的な育ちを支えるような施策も大事にしていただきたいなというふうに思うんです。ただ何かやって体験したからよくなったというのではなくて,知識というのは,やっぱり積み重ねてそれを自分のものに取り込めるぐらいのやっぱりスパンが要るし,いいものを見せるということもとても大事なので,その辺の考え方をいま一度検討してもらえないか。  文化予算は本当学校に8万ぐらいで,それが10年に一遍ぐらいしか配当されていないですよね。そんなやっぱり学校教育では余り大きな期待も。確かに学力というのは,詰め込めば幾らでも,訓練すればテストは上がっていくと思うんですけれども,社会に出て,じゃあそれが本当に役に立つ学力だったかといったら,やっぱり自分の中に取り込んでいってもらわないとだめなので,その辺についてやっぱりもう一度検討していただきたいと思います。以上です。 ○板倉委員長  指導課長。 ○鈴木指導課長  予算のほうは文化的な予算というのが計上されてないところがあるんですけど,こういった事業につきましては,他の事業を積極的に活用しながら,そういった体験が子供たちができるように,積極的に紹介をしながらやっていっている実情でございます。今年度も積極的にそういった文化的な事業を活用して豊かな心を育んでまいりたいと考えております。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  済みません,簡単にね。  9ページに出てるんですけど,あいさつ運動ですね。この間,私,朝歩いてたら子供のほうからおはようございますって声かけられて非常に気持ちがよかったんですけど,それはちょっとまれなケースで,なかなかこちらから挨拶しても向こうが返してくれないとかね,そういうことが多いんですけれども,ここで言う目標値の4万2,000人とか現状値2万7,000人というのは,これはどういう数字なんですかね,ちょっと教えていただけますか。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  これは,年間を通じまして各学校が取り組んでいるあいさつ運動に参加した数を各学校が集約したものとなっております。以上でございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  これ4万2,000人というのは小・中学生全員の数なんですか,そうすると。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  これは40校の学校に対しまして保護者や地域の方々が参加をした延べの総数でございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  すると,生徒は100%やってるわけですか。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  各学校では児童会や生徒会が中心となって,あいさつ運動が毎日のように実施されております。それはそれでまた別に2万7,000人ほどの子供たちが参加をしているという現状がございます。このことにつきましては,アクションプランの14番,ローマ数字のⅠ「子どもたちの『生きる力』を育みます」の14番のところでございますが,基本的生活習慣の定着に努めますの中に,あいさつ運動への児童・生徒の参加者数を記載させていただいているところでございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  何ページですか。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  今鈴木委員御指摘されました9ページのアクションプランのところでございます。アクションプランの中央のローマ数字のⅠの「子どもたちの『生きる力』を育みます」の右側の段,14番のところに基本的生活習慣の定着に努めますと,そちらのほうに子供の参加については記載をさせていただいているところでございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  児童・生徒の参加者数って書いてますよね,でもここに。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  ここの欄では児童・生徒の参加者数を指標として取り上げてございます。  それから,アクションプランの一番左側の列のところの一番上,先ほど数字の御指摘をいただきました4万2,432人につきましては,大人の数を計上しているところでございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。
    ○鈴木委員  じゃあ,私が最初に質問したこの4万2,000人と2万7,000というのは,これは生徒の数ですか。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  14番のところの数でしたら,そうなっております。失礼いたしました。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  じゃあ,100%じゃないんですね,それじゃ参加者は。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  これは,あいさつ運動で中心的にかかわってくる子供たちです。門のところに立ったりとか児童会,生徒会の役員とか委員会の子とか,あるいは学校によってはクラブの子が交代で立ったりという主体的な参加,立場として参加をしているという子供たちの数になっております。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  済みません,じゃあ目標4万2,000人というのはおかしくないですかね,そうすると。 ○板倉委員長  青少年課長。 ○木村青少年課長  延べ人数になってまいりますので,毎日の中に参加する子供たちをふやしていこうという,自分たちからあいさつ運動に参加する子供たちをふやしていこうという指標を掲げたところでございます。 ○板倉委員長  鈴木委員。 ○鈴木委員  済みません,要望ですけど,もうちょっとわかりやすく何かつくられたほうがよろしいんじゃないでしょうかね,ちょっと一般市民にはちょっと理解できない。 ○板倉委員長  他に質疑がないようですので,質疑を終結いたします。  以上で教育委員会所管の質疑を終了いたします。どうも御苦労さまでした。おくれまして申しわけございませんでした。ありがとうございました。  このまま済みません,委員の方は引き続きしますので。  済みません,お暑いところ。引き続き委員会を開きます。  引き続きまして,事項2です。前回15日の委員会後の懇談会にて申し上げさせていただきましたが,本年度1年間を通じて調査研究する閉会中の調査事項につきまして各委員の意見等を伺いたいと思いますので,何か御意見等がございましたら御発言をいただきたいと思います。  これは生活福祉とか文教のあれで分かれたんやけど,今まで文教にかかわってるところとか環境にかかわってるところで平成17年から取り組んだ項目をちょっと岡本さんに抜粋していただきましたので,こういうことを取り組んでいるということで,こういうことも頭に入れていただきながら何か御意見を伺いたいと思います。  鈴木委員。 ○鈴木委員  私はやっぱり教育委員会に結構課題が大きいなという感じがして,特に水谷委員が先ほどお話しされた,今いろいろ国のほうでは教育長の権限をどうするとかというのがあるけど,それ以前に教育委員会の事務局の役割みたいなものをやっぱりきちんと改革をして,それでやはり教育委員長を筆頭とした教育委員会を定例会を活性化させるということがやっぱりすごく私は重要だなと,この間,前回も質問して感じたんですよね。その辺をぜひ調査事項でお願いしたいなと思います。 ○板倉委員長  そのほかにございませんでしょうか。何点かちょっと挙げていただいてね。  森川委員。 ○森川委員  私は視察に行くとかそういうのとはまた別で,今学校給食の問題なども随分と課題としては残っているので,現場の先生たちとの懇談とかね,さっきの教育委員会でも教育委員の皆さんとの懇談とか学校めぐりみたいなのをやっぱり積極的に取り入れていけないものかなと。  もう一つは,今鈴鹿五策じゃない,鈴鹿らしい何とかってコミュニティスクールか,そこのメンバーの皆さんたちとも懇談して,課題がどこにあるかというのをやっぱり私たちも知りたいなという気がしているので,先進地も行きたいですけど,そういうのも大事かなというふうに最近強く思ってます。 ○板倉委員長  ほかにどうでしょうか。今,教育のところが主に出てきましたが,環境とかということも文化振興もあるので。  薮田委員。 ○薮田委員  環境の件については,ちょっと浄化槽の県の問題があるので,これからやっぱり人口減少していくのに今の計画のままで進めていいのかと。前,一般質問にもありましたけど,1個当たり300万もかかっとるような状況で,果たしてこれ進めていくのかどうかというのは,環境の立場からもちょっと検証してみたいなと思うんですけど。 ○板倉委員長  そういう視察とかという御要望ですか。  そのほかにございませんでしょうか。  それからあと浄化槽を見直したりとか,下水道との関係をどうやってどこかの市でやってるかどうかとかね,そういう先進例じゃないけども,何かヒントをいただけるようなところという意味ですね。はい,わかりました。  そのほかにございませんか。  森川委員。 ○森川委員  去年ね,その案件で綾町かな。 ○板倉委員長  綾町さん,この間の三環境のあれに。 ○森川委員  下水道から広がって浄化槽にまちの施策を浸透していった話があったんですけど。(「綾部市ですね」と呼ぶ者あり)  綾部市。 ○板倉委員長  綾部市,それで元の市長さんがこの間のあれに出てきてたね。おもしろかったんですね。 ○森川委員  京都の綾部。 ○板倉委員長  そうですね。 ○森川委員  それ以外。 ○板倉委員長  今,教育委員会の役割についてとか,あと実際には浄化槽のことですね,それからあと森川委員が出されたのは,この委員会運営の中でそういう現場の意見も聞けたらどうなのかという御提案ですよね。もちろんこの学校給食の問題について,視察ね,ちょっとマッチングすれば,それは入れてもいいんだけど,またそれとは別にそういう議論も必要じゃないかという御提案ですね。  そのほかにどうでしょうか。  薮田委員。 ○薮田委員  文化振興。 ○板倉委員長  文化振興ね,ちょっと文化振興どっかいいとこありませんかね,皆さん。何年か前に図書館へ私行ったのよ。 ○森(し)委員  滋賀県の図書館。それを見に行ったの,質問したし。ただ,私はもう一つ今出てきたけど,各学校の図書館がどうなってるか,現状。すごい頑張ってるところもあれば…… ○板倉委員長  うちのね,市内の学校ね。 ○森(し)委員  そうそう,市内の中で,やっぱりそれを参考にしながら,じゃあどうしていったらいいのかというのも大事かなと。 ○板倉委員長  じゃあ,何点か出していただいたので,教育委員会の役割とかそれから浄化槽の件,それから文化振興の件,もっといいですか,そのぐらいで。  それから,この辺でちょっとまた副委員長とも相談させていただきます。  それから,今皆さんが各学校の図書館の状況を知りたいとか,実際に鈴鹿市の行政を担っておられる方との懇談というか,ということもおっしゃったと思うんですね。やはり議会基本条例をつくった中で,それは参考人招致という言葉でそんな難しい言葉でくくれるのかどうかわからないんですが,そこのところもちょっと研究してみまして実現させていく方向もいいんじゃないかなというふうに,後でまた副委員長と相談しますけど,思わせていただきました。  では,じゃあこのぐらいの御意見をいただいて,あと日程をもう決めなきゃいけないらしくて,岡本さんのほうからちょっと日程を提案していただきましょうかね。  いろいろ御意見いただきましたので,それを踏まえて副委員長と相談してまた決めさせていただきますので,正副委員長に御一任いただきますようによろしくお願いします。よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○板倉委員長  それでは,これで文教環境委員会を終了いたします。  ありがとうございました。              午後 4時47分閉会         -------------------------------------------    鈴鹿市議会委員会条例第29条第1項の規定によりここに署名する。                  文教環境委員長  板 倉  操...